タレメtoツリメnoアイダ   mikiwame’s diary

『いま』をデザインする ほどよい田舎暮らしのタレ目とツリ目から見える間の世界を届けています。

【実録 極・貧乏家族】 第11話 木刀を持った3人組VS貧乏家族長男 第2ラウンド まさかの結末・・・

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前回は突然木刀を持った3人組の
襲撃にあった貧乏家族長男と
保育園児の弟だったが、なんとか
その場を切り抜け、隙間だらけのプレハブに
帰りつくことが出来たという話だった。


夜襲にも合わず、翌日を向かえ
いよいよもう一つの心配事である
中学校での3人組との再会が待っていた。


それは朝、登校していくときから
個人的にはどきどきしていた。


そのときは、襲われたルートは通らず
回り道をして登校した。


まずは第一喚問、中学校の門のところ
ここは避けて裏門からいくことにした。


これは正解だった、ここにはいなかった。
自転車を所定の場所に置き、
周囲を気にしながら急いで下駄箱へ向かった。


上履きに履き替えると、そのまま急いで
教室へ向かったそのとき、
遠めに3人組の姿が見えた。


3人組がいる2年生のクラスは向かい側の棟にある


階段は別なので、急いで自分のクラスのある棟へ
駆け上がった。


もう一つの心配事は、1つ下の弟のことだ。
昨日の一件で何か言われてないだろうか
されていないだろうか、そんな心配はしつつも
今はどうすることも出来なかった。


やがて授業が始まり、第二の喚問、昼休みになった。


うちのクラスにも不良といわれるケンカが強い
グループがいたが、その連中はいじめをするタイプの
頭の悪いことはせず、どちらかというと
他校の強いグループとケンカをするような不良だった。


僕に対しては、何もいうことはなく
特に害もない連中だった。


昼休みになり、僕は教室から出ず、窓越しに
不安と戦いながら時間が過ぎるのを待った。


その間も、帰りのこと、これからのこと
色々とネガティブに考えをめぐらせ
ブルーな時間を過ごしてた。


そのときふと、2年生の棟へ目をやると
同級生のその不良グループ4、5人と
例の3人組が何やら話している


目を凝らしてよく見ると
3人組の一人は手を吊るような形で
包帯をし、他の二人も頭に包帯や傷を手当している


これは大変なことをしてしまったという
罪悪感と傷害になるので向こうの両親や
先生からも怒られるという更なる心配事が
自分の心を支配した。


話が終わったみたいで
同級生の不良たちが、教室へ戻ってきた


そして僕のところへやってきた


不良のリーダー格が
今、3人組と話してきたと
3人組は僕にやられたといったらしい。


事情は聞いたが、僕がどうやって
襲われたか、聞いてきたので
ありのままを答えた。


そしたら、その不良グループは
再度、その3人組のところへ行った



そして、なんとその3人組を教室へ
連れてきたのだ、、



これはやばいどころの状況ではない



それも痛々しい姿が目の前にあり
目のやり場に困ってしまった。



だが次の瞬間、まさかの結末が・・・



不良グループのリーダー格が
3人組に対して、僕に謝罪するように
求めたのだ。

「お前たち、こいつらがお前たちに
なんかしたのか?」


「年上に対してこんなことして
それも1人対して3人でケンカを
ふっかけてふざけるな!」


と言ったあとで

「今度、こいつや兄弟に手を出したら
俺たちがお前たちをボコボコにするからな」
と、強い口調で3人組へ言った。


さすがの3人組みも何も言えず
頭を下げて、謝罪したので
僕も、怪我をさせてしまったことを
同時に謝った。



思わぬ助太刀で事なきを得た
貧乏家族!



それから、中学校生活において
いじめにあう事はなかった



そのとき助けてくれた
同級生には改めて感謝したい



つづく....


次回はの
【実録 極・貧乏家族】
貧乏家族長男、お金を稼ぐことを学ぶ
をお送りします。


【この時の自分へ言葉をかけるとしたら】

〇不安はネガティブな感情しか生まないね

〇加害者にも被害者にもならない生き方は大切

〇自分の強さを人の笑顔に変えられる人こそ
 本当の強さだ



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