タレメtoツリメnoアイダ   mikiwame’s diary

『いま』をデザインする ほどよい田舎暮らしのタレ目とツリ目から見える間の世界を届けています。

【実録 極・貧乏家族】第32話  開幕!NHKヤングバトル

NHKヤングバトル九州予選会

無事リハーサルも終わり、
いよいよ開幕の時を迎えた

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僕らの出番は2番手だったため
控室で順番を待った

1組目のバンドの演奏は
とても上手だったのは、なんとなく
わかっていたが、緊張で胸が爆発しそうな
僕ら最年少高校生バンドは、
他のバンドの演奏など聞いている余裕など
ありもしなかった。


今回の審査は、
1曲は今回のオーディション向けに
送った代表曲を演奏するのと
2曲目も別なオリジナル曲をやると
いうものだった。


どちらもフルコーラスではなく
少し曲を短縮して行うものだった。


いざ、出番を迎えた
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舞台に向かうと、幕は上がっていて
数台のテレビカメラが
こちらを向いていた


観客席にも、お客さんや
他の出演者バンドも観ていた

一番緊張したのは
最前列にいる審査員の人たちの
厳しそうな目だ。


ふわふわした気持ちの中
各メンバー楽器のセッティングをし
準備が整ったところで
司会の赤坂康彦氏が出てきて
紹介をされた。


いよいよ本番だ。

ドラムのスティックカウントで
演奏をスタートさせた。


もうどうやって演奏したのかも
憶えていないくらい無我夢中で演奏した


NHKの番組で放送されると思うと
余計にカメラの動向が気になり
体は自分の気持ちとは別物になっていった



1曲目がなんとか終了し
次の2曲目


正直1曲目ほど、自分たちに馴染んでいる
曲とは言えなかったので自信はなかったが
なんとか演奏を終えた


正直ミスもしたが

バンド結成から1年

初のオリジナル曲でテレビ出演

しかも最年少出場


これだけでも
僕らには信じられらない出来事続きで
少々のミスや他のバンドと比べても
正直演奏も下手で、楽曲のレベルも
いささか劣るとも思うものだったが
清々しいものだった。


自分たちの演奏を終え、
控室に戻るとき
僕らは明らかに成長したことを
実感していた。


もしも奇跡だとしても
ここに立っている事実は変わらない


僕らの夢が一つ大きくなったように
思えた、人生で大きな大きな瞬間だった



つづく.....


次回の
【実録 極・貧乏家族】第34話
閉幕 感謝NHKヤングバトル 
そして気になる結果は・・
を、お送りします。



【この時の自分へ言葉をかけるとしたら】

〇チャレンジはしないよりした方が
 より良い体験が出来る可能性が広がる


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