タレメtoツリメnoアイダ   mikiwame’s diary

『いま』をデザインする ほどよい田舎暮らしのタレ目とツリ目から見える間の世界を届けています。

【実録 極・貧乏家族】第37話 恐るべしブラウン管の世界 溢れ出す才能

NHKヤングバトル九州予選会
テレビ放映後、瞬く間に
田舎町に噂は広まりプチ有名人になった
貧乏家族長男のバンドは
次なるステップである
全オリジナル曲によるライブに
準備を重ねて行っていた。



主催バンドから各出演バンドに
チケットが渡され
早速メンバーに振り分けして
宣伝活動をやってもらった。



今までは、売るのに義理で来てもらったり
頼み込んで買ってもらったり
自分たちの実力というよりは
完全にお付き合いの形だった。


今回もややそれに似た売り方で
各メンバーも活動してくれたが
実際にはどうだったかと言うと
これこそまさにテレビの力

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逆にチケットが欲しいと
言われるくらい売れに売れて
あっという間に完売してしまった。


恐るべしブラウン管の世界である


他のバンドは苦戦していたが
僕らのバンド分は完売し
手出しの心配もいらなくなり
益々ライブに期待が高まっていった


その頃、貧乏家族長男は
あと5曲のオリジナル曲を完成させるべく
作曲活動に打ち込んでいた


2曲作った自信からか
絶えず頭の中は曲作りのことで
いっぱいの状態で
不思議と良いフレーズが浮かんだり
創作意欲に満ち溢れていた


2曲、3曲と次々と溢れ出す楽曲に
自分が新しいものを生み出す喜びも
同時に楽しみながら
才能もあるのではないかと
今思えば、自意識過剰気味になって
いたようにも思える。


出来た曲をメンバーに聴かせ
各パートを考えてきてもらい
スタジオで音合わせをし
次々と完成させていった。


音が重なり合うときの
臨場感は何ともかえがたいものだった


作詞作曲をやっている間に
段々とプロになりたい
デビューしたいという気持ちも
同時に強くなっていったのも
この時期だったように思える。



NHKヤングバトルに出場出来たことで
自信、経験、知名度を得て
小さいながらも抱いていた夢が
少しづつ大きくなろうとしていた。



そんなミラクル尽くしの
貧乏家族長男のもとに
また新たな不穏な足音が聞こえ始めていた


つづく......


次回の
【実録 極・貧乏家族】第38話
突然、農家へホームステイ
青春時代のツケ
を、お送りします


【この時の自分へ言葉をかけるとしたら】

〇挑戦することで、色んな事に
 レバレッジを利かせられた

〇音楽に魅了された瞬間だった



【生命保険も変化している時代】

保険見直していますか?
そのまま適正に加入出来ていますか?
保険は自分や家族へのリスクヘッジ
適正に運営してこそ
本来の保険の役割を果たすと思います
相談するだけなら無料です。
一度専門家に見てもらうだけでも
やってみる価値はあると思います
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