タレメtoツリメnoアイダ   mikiwame’s diary

『いま』をデザインする ほどよい田舎暮らしのタレ目とツリ目から見える間の世界を届けています。

【実録 極・貧乏家族】第39話 初のオリジナル曲ライブ その幕が開いた

とんでもない公立高校の
農業ホームステイから戻ってきた
貧乏家族長男は、学校をサボるようになり
青春時代を謳歌していた。


バンドもライブ前日に最終的な練習を行い
いよいよライブ当日を迎えた

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楽器を積んでバイクでライブハウスへ向かった


開演までにはまだ時間があったが
もうすでにチラホラお客さんの姿があった



楽屋に入ると、すでに他のバンドが準備をしていた



それぞれの個性的な衣装を身にまとい
メイクをし、髪の毛をセットしていた。


早速僕らも準備に取り掛かった


僕らの出番は事前にチケットに書いてあったが
真ん中くらいだったので、
少し余裕がった。



初のオリジナル曲でのライブ


観客からしたら
全く無名のバンドの
知らない曲だ


今までは超有名なBOOWY
コピーバンドだったので、
それなりに演奏が上手ければ
聴いてもらえたが
今回は違う


テレビを観てくれた人たちは
その時演奏した2曲くらいは
耳に残っているだろうと思うが
果たしてどうなるかは未知数だった


いよいよライブが始まった


その日出るバンドはほとんど
有名なバンドのコピーバンド


オリジナル曲をやるのは
ライバル視していた、地元で人気の
ヤングバトルにも応募していたあのバンドだ


もちろんトリ(ライブの最後)は
そのバンドがつとめるようになっていた。


いよいよ僕らの出番がきた


一旦幕が下り、僕らは準備をし始めた

どれくらいのお客さんがいるかは
全くわからなかったが、
騒めく声だけ聴くと決して
少ないように思えた。


いつもこの準備をして
幕が開く瞬間はなんとも言えない
高揚感に包まれる


準備が整い、
僕らの初のオリジナル曲だけの
ライブが始まる


幕が開いた瞬間に演奏をスタートさせた


そこで目に飛び込んできたのは
今まで観たこともない
観客の数だった


超満員御礼


1曲目からNHKヤングバトル予選会で
演奏した代表曲をやった。


お客さんは断然女の子が多く
みんなノリノリで楽しんでくれて
歓声が飛び交っていた


なんだこれはと
僕ら自身がびっくりするほどの
大盛況だった。


全く無名のバンド
全く知らない曲


これを繋いでくれたのが
テレビの力だった。


全曲終了し、拍手喝采の中
初のオリジナル曲でのライブは
幕を閉じた。


この経験は
後の僕らの進路にも
大きく左右する体験になった



つづく.....



次回の
【実録 極・貧乏家族】第40話
授業中に忍び寄る足音
貧乏家族長男の人生の選択
を、お送りします。


【この時の自分へ言葉をかけるとしたら】

〇テレビに出たことで一気に流れが変わったな

〇自分たちの音楽で人を喜ばせることの
 快感をしった瞬間でもあった



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