タレメtoツリメnoアイダ   mikiwame’s diary

『いま』をデザインする ほどよい田舎暮らしのタレ目とツリ目から見える間の世界を届けています。

【実録 極・貧乏家族】第41話 失踪中の父現る! 貧乏家族長男働く!

貧乏家族長男は
バンド活動と青春時代を謳歌した
代償として、
せっかく入学した、とんでもない公立高校を
単位不足により、留年か中退かを
迫られる事態になったが、
留年というのは選択肢になかったため
中退という選択を選ぶことを決め
母親にもそのことを伝えた


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さすがにショックは大きかったみたいだ



それもそうだ、高校3年、あと少し頑張れば
卒業でき、高校卒業という
その時代では就職に最低限必要な「学歴」を
手に入れることが出来たのだから。

しかし僕の中では、さすがにその日は
少し変な気持ちになったが
次の日から気持ちを入れ替えて
仕事探し明け暮れた。


近場で何かないものかと探していたら
貧乏家族の住む長屋の周りには
数々のラブホテルが立ち並ぶ
そんな環境にあった。

以前から新聞配達でラブホテルを
回っていた為、求人情報の張り紙などは
よく見ていたが、今までの自分には
関係ないと思いスル―していたが
状況が変わり、求人情報に
目がいくようになり、
あるラブホテルの求人に目がとまった


それは貧乏家族の住む長屋から
自転車で5分ほどで行けるラブホテル


色々考えたが、取りあえず時給もよかったので
近場ということもあり、面接にいくことにした


支配人もいい人で、即座に採用が決まった


仕事の内容は、主に部屋の掃除と備品の補充
細かく言えば、書ききれないが
とにかく今までにやったことのない仕事で
おそらく、同級生でもこんなところで
アルバイトをしている人はいなかったと思う


そのアルバイトを始めるにあたって
3年間続けてきた、新聞配達も
辞めることにした。
この新聞配達を3年間続けたことは
後の自分の仕事に対する向き合い方に
非常にいい効果をもたらしてくれた。


仕事も決まり、少しずつシフトを増やしていき
職場にも慣れていた頃
1つの電話が入った


なんと、2年前に失踪した、父からだ


その電話が入る前に、たまに電話がなって
母が誰かと長く話していたのは知っていたが
おそらくそれがヤクザオヤジに連れ去られた
父だったことは後になってわかった


特に怒りの感情もなく、
同じ男同士、僕もいい年齢になっていた為
近況を話したが、高校を辞めたことは言わなかった


突然現れた父によって
また新たな良い事も悪いことも
待ち受けているなんて
その時は思いもしなかった貧乏家族だった


つづく....


次回の
【実録 極・貧乏家族】第42話
ラブホテルに現れた驚くべき人
貧乏家族父が変わった!?
を、お送りします。


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