タレメtoツリメnoアイダ   mikiwame’s diary

『いま』をデザインする ほどよい田舎暮らしのタレ目とツリ目から見える間の世界を届けています。

【実録 極・貧乏家族】第42話 ラブホテルに現れた驚くべき人 貧乏家族父が変わった!?

とんでもない公立高校を中退し、
近くのラブホテルでアルバイトを
始めた貧乏家族長男


そんな頃、ヤクザオヤジに捕らわれの身と
なって2年程、失踪していた父が表れた


ちょうど日本は経済成長著しい時代で
バブル前だった。


ラブホテルも高額で
1泊10,000近くするラブホテルもあった

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僕が勤めたラブホテルがまさにそうだった


近隣には5か所程ラブホテルが隣接していたが
その中でも高級な方だった。


いわゆるベットメーキングなどは初めてで
掃除も家の掃除くらいの経験だけだったので
最初は覚えるまでに時間がかかった。


高校を中退したとはいえ
バンド活動も青春時代もそれなりに謳歌していた。


実は当時付き合っていた彼女も
留年の危機だったが、そこは何とか免れ
いい付き合いをしていた。
彼女もレストランでアルバイトをしていたが
あまり合わなかった為、別なアルバイトを
探していた。

当時、僕はバンドやアルバイトのことで
生活が満たされていた為、
彼女と会えない日は曲作りをしたり
それなりに充実していたが
その彼女は、積極的なタイプで
とにかく僕との時間を共有したがっていた。

そんなとき、僕が勤めるラブホテルに
一人面接を受けに来た


それが、なんと彼女だった


これにはびっくりで笑うしかなかったが
採用され、付き合っていることを隠しながら
なぜか彼女とラブホテルで働くことになった。


他のスタッフの人たちも
最初はわからなかったみたいだが
徐々に怪しいまなざしにかわっていった


またラブホテルのアルバイトの話は
次回の話にしようと思うが


順調にアルバイトをスタートさせた
貧乏家族長男のもとに
ある日父からまた電話がかかってきた


どうも、僕がバイクを欲しがっているという
ことを、母から聞いたというので
その話をされた


欲しかったのは事実だが買えるお金などなく
今の状況を説明した


そうすると父が言った


今度の日曜日時間あるなら
バイク屋まで来てほしいということだった


取りあえず断る理由もなく
当日の朝方、友人に安価で譲ってもらった
バイクに乗って指定するバイク屋へ向かった


現地に到着すると、
父との2年振りの再開を果たした


少し老けたようにも見えたが
失踪前より、活力はあるように見えた


そこで、父から驚きの言葉が


このバイクがお勧めらしいけど
どうね?
と、どうやら買ってくれるような口ぶりだ

一瞬耳を疑ったが、父は本気のようだ


今までの貧乏家族での生活が長かった為
こんな高額なモノを貧乏家族の父が
買えるはずがないという頭でいた為
現実なのか受け入れるまでに
少し時間は掛かったが
父はバイク屋の店員にこれをくれと
いうと、財布から今まで見たことの
ないようなお札が顔を覗かせていた


これがあの夜逃げして
プレハブ小屋に住んで
タバコ代もなく
ヤクザオヤジに追い詰められ
失踪した父ではなかった


取りあえず、失踪していたことを
忘れるほど、新車のバイクはうれしかった


つづく.....


次回の
【実録 極・貧乏家族】第43話
ラブホテルの裏側
貧乏家族父の敗者復活の真相
を、お送りします



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