タレメtoツリメnoアイダ   mikiwame’s diary

『いま』をデザインする ほどよい田舎暮らしのタレ目とツリ目から見える間の世界を届けています。

【実録 極・貧乏家族】第47話 夢の実現へ向けて 貧乏家族長男新生活スタート

まだ肌寒さも残る春
田舎町を離れ、都会へと旅立った
貧乏家族長男は
新生活を始める地に足を踏み入れた

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両親に案内してもらい
新居である古い1LDKのアパートに
たどり着いた僕は
軽自動車いっぱいの荷物を
運び込み、あっという間に
引越しは終わった


土地柄も、何もわからないところで
不安はあったが、幸いにも
一人ではなかったため、
多少なりとも、安心感はあった


まだ仕事もこれから見つけなければ
ならなかったが、少し貯金も残っていたので
そんなに焦ってはいなかった。


音楽活動をやるまえに
まずは生活を安定させることが
先決と思っていたので
まずは仕事探しから始めた


田舎町でしかアルバイトをしたことがなく
社会経験も少なかった僕は
多少甘く見ていたのかも知れなかった

面接に行っても何故か不採用の連続だったのだ


おそらくそれは僕の風貌にあったのだと思う

少し髪の毛は長く、おまけに金に近い色だったため
見た目で判断されたのは間違いない

それにもまして、十代で意気揚々の頃
面接に挑む態度にも問題があったのだと思う


彼女の方はすぐに決まり
余計に焦っていたのは事実だった。


とりあえず、近場で力仕事で
容姿をあまり重視していない業種を探すことにし
面接に行った


幸いにも車の免許があったので
選択の幅は広がった


そんな時、近くの酒屋の配達の
アルバイトが決まった

都会での始めてのアルバイト

田舎町で接する人たちとは
あきらかに人種が違っていた

最初は丁寧に教えてもらえるものだと
思っていたが、そこは全然違っていた

自分自身がここあで順応性がないのかと
思うくらい、教え方に不満を抱き
反発してしまったのだ

それからというもの
数週間は仕事に行くのが
苦痛でしかなかった


家に帰っても、その影響が出て
ケンカばかりしていた


彼女にも申し訳ないと思いながらも
未熟な僕には感情をコントロールする
術は全くといっていいほどなかった

それからしばらくして
僕は仕事中に先輩とケンカをし
その会社を辞めてしまった

こうして苦い形で新生活
初の都会でのアルバイトは終わった


この出来事が、貧乏家族長男の
人生を大きく狂わせる前兆の始まりだった
ことは、まだ本人も気付いていなかった


つづく....


次回の
【実録 極・貧乏家族】第48話
夢と現実のギャップ
を、お送りします


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