タレメtoツリメnoアイダ   mikiwame’s diary

『いま』をデザインする ほどよい田舎暮らしのタレ目とツリ目から見える間の世界を届けています。

【実録 極・貧乏家族】第50話 運命のアルバイト まさかの失態

貧乏家族長男の
都会での船出は決して
いいものではなかった


夢に胸を膨らませて挑んだ
新生活も、気付けば
アルバイトをやっては
喧嘩をして辞めるといったことを
10回程繰り返し、
挙句の果てには同棲中の彼女に
昼夜働かせてしますという
最低な状況を作っていた

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バンドもドラムを田舎町から
呼び寄せるものの、
一向に進まず、結果的には
また一人になってしまった。



無職の上にバンドも出来ない

10代最後年にどん底の生活を
送っていた。


たまに父のところに顔を出しては
少しお金を借りたり、
生活は困窮に困窮を強いられていた


アルバイトをしないければ、
すべてはそこにばかり気持ちはいったが
いざ動き出そうとすると
また落とされるんじゃないかとか
そんなことばかり考えて
やがて彼女にもウソを付くようになっていった

今考えても、情けないクズ人間だった。


1度テレビに出たくらいで
調子に乗って、その気になっていた
僕は現実に直面し、段々ダメになっていく
自分が嫌だったたが、どうすることも
出来ない自分は更に嫌で嫌で仕方なかった



家にいるのも辛い状況だったが
少しでもお金を使わなずにいるため
朝とお昼は食べなった。
働かざる者食うべからずだ。

そんな生活も長くは続かず
よく体調を崩すようになった。


これ以上いったら
自分自身も彼女もダメになってしまうと
思った僕は、求人誌を購入し
ここで採用されなかったら
もう彼女とも別れて田舎町に帰ろうと
決意した。


その会社は彼女が働く会社に
近い場所にあったこともあって
勇気を出して電話をかけた


給料がよかったのと
日払いだったので、
少しでも早く、現金が欲しかったからだ


面接当日、彼女を職場に送った後
会社の場所を確認しにいった。
少し時間があったため、
近くで待機していた

その待機中も、変な感情に襲われた

随分と長い期間働いていなかったせいか
いざ面接の時間が近づくにつれて
不安な感情が襲ってきたり
逃げ出したくなったり
またウソをつきそうになったり
今考えれば、軽い鬱になりかけていたの
かもしれない。

しかし、ここで逃げたらもうないと
思っていたので、
恐る恐る、面接をしてもらう会社の
ドアを開けた。

個人まりした事務所で
あまりガラがいいようには感じなかったが
面接してくれた担当の人は
アットホームな感じで好感は持てた

なんとその場で採用が決まり
翌日から仕事をさせてもらえる
ことになった。


首の皮一枚繋がったが
翌日、事件は起きた


なんと、初日に寝坊して、
集合時間どころか、
1時間も遅れて起きてしまったのだ。


彼女は少し遅めの出勤だったので
起こしてもらえるように頼むのを
悪かったため、自分で起きようと
思ったが、しばらくの不規則な生活と
久しぶりのアルバイトで緊張したせいか
夜中寝れなかったのだ


これでまた振り出し
いや、終わったと思った


つづく.....


次回の
【実録 極・貧乏家族】51話
まさかのアルバイト初日の寝坊
捨てる神、拾う神
を、お送りします


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