タレメtoツリメnoアイダ   mikiwame’s diary

『いま』をデザインする ほどよい田舎暮らしのタレ目とツリ目から見える間の世界を届けています。

【実録 極・貧乏家族】第53話 働くことの楽しさ 夢よ再び 

困窮した生活を脱するべく
最後のアルバイトとして
臨んだ会社も、初日にまさかの
寝坊、それから敗者復活で
チャンスをもらった
貧乏家族長男は、少しずつだが
運命が好転しかけていた。



それはその会社が
夢を見失っていた僕に
また熱い気持ちを呼び起させてくれる
夢追い人たちの集まる職場だったからだ。



その会社にはアルバイトと言われる人が
50名ほど在籍していたが
色んな夢追い人達がいた。


毎日違う現場で、違う人たちとの
交流は本当に楽しかった。


考えてみれば、学生時代に
新聞配達のアルバイト
母の勤め先でのアルバイト
田舎町のラブホテルでのアルバイト
これらは本当に
働くことの楽しさと面白さを
感じたアルバイトだった。


そのイメージが強かったせいか
田舎町のアルバイトの職場に
恵まれていたせいか
都会に出てきてからの
アルバイトを心底楽しいと
思ったことはなかった。


仕事自体は肉体労働だったため
決して楽な仕事ではなかったが
夢追い人たちと色んな話をしたり
仕事が終わって帰ってきても
控室で夜まで話したり
学生時代に味わった
働くことの楽しさよりも
もっと充実した職場だった。


特に同じ音楽を志す人たちとの
会話は、都会の生活に完全に
完敗していた貧乏家族長男には
都会に出てきた本当の意味を
再認識させてくれた
本当に貴重な場でもあった。


僕は脇目も振らず
毎日、どんな現場も行った

時には、行きたくないような
現場もあったが、
夢追い人がいる職場は
そんな嫌なことも忘れさせてくれた。


収入が入るようになり
彼女との仲もよくなり、
アルバイトとはいえ
仕事が安定したこともあったので
夜の仕事はやめることができた。
本当に迷惑をかけた


僕は、働くことの楽しさと
これから都会でどうやって
音楽活動をやっていくか
職場にいる先輩バンドマンたちに
色々と聞いた。


ある日ライブを観に来ないかと
誘われ、同じ職場の別なバンドマンと
有名なライブハウスへ足を運んだ

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懐かしい光景だった。


胸が熱くなった


演奏が始まったが
ステージに立つ人たちは
同じ仕事をしている人たちとは
思えないほど、輝いていた。


ジャンルは違えど、
音楽は素晴らしい、
僕も早くステージに立ちたい
と、思った。


また自分の中に
働く楽しさと
音楽の夢が舞い戻った
そんな瞬間だった


つづく....


次回の
【実録 極・貧乏家族】第54話
10代最後
貧乏家族長男再出発
を、お送りします。


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