タレメtoツリメnoアイダ   mikiwame’s diary

『いま』をデザインする ほどよい田舎暮らしのタレ目とツリ目から見える間の世界を届けています。

【実録 続・貧乏家族】第1話 都会で初の引っ越し まさかのバンドメンバー現る

貧乏家族長男も
色々ありながらも
20代を迎え、いよいよ
自分の夢に邁進すべく
音楽活動も再開させようとしていた。

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そんな頃、一本の電話が鳴った


なんと田舎町で組んでいたバンドの
ボーカルからだった。


こっちに遊びに来たいということだったので
楽しみにその日を待った。


田舎町を飛び出して実に1年近く振りの再会だ


当日は僕が住んでいるアパートへ
来るとのことだったので
その時が来るのを待っていた

チャイムが鳴り、久しぶりの再会だった

そこにはもう一人女性がいた。

どうやら現在付き合っている人らしい

部屋の中で色々と話をしていたが
二人の会話はあの時と少しも
変わってはおらず、バンドのメンバーを越えて
親友でもあった。


お互いの今の近況やこれからのことも
少し話が出来た。

ボーカルもまだ音楽の道は諦めてはいなかった


これはもしかしていけるかもしれない

そう思った僕は、やっぱり音楽をやるなら
彼は必須だと確信した。


それから何度か電話でやり取りをする中で
僕らの住む都会へ出てこようと気持ちが
傾き始めていた。


しかし、音楽や仕事以外にも
同棲している彼女との運命も少しずつだが
動き始めていた。

都会に引っ越してきて
完全にKOされた僕を
献身的に支えてくれていた彼女の心が
少しずつ壊れかけていたことを
自分のことばかり考えていた僕は
全く気付いていなかった。


元々は僕の音楽活動を楽しみに
着いてきたはずだったが
現実は僕の弱さの方が勝り
当初の思いとは裏腹に
生活や自分自身の感情も
荒んでいき、いつしか
働くこと、稼ぐことに
フォーカスし、
本当の意味を忘れかけていたのだ


色々話し合った結果、
環境を変えようという話になり
今となってはしないであろう
住む環境を変えれば何かが
変わるであろうという幻想にとらわれ
彼女が働く会社が保有する
ビルに急遽引っ越しをすることになった


初めての自立した生活を行った
思い出の古いアパートを後にし
賑やかな繁華街に近い
鉄筋コンクリートのビルの
生活がスタートした。


つづく.....


次回の
【実録 続・貧乏家族】第2話
ボーカル再来!
運命が動き始める
を、お送りします


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