タレメtoツリメnoアイダ   mikiwame’s diary

『いま』をデザインする ほどよい田舎暮らしのタレ目とツリ目から見える間の世界を届けています。

【実録 続・貧乏家族】第6話 バンド新メンバー加入?! 久しぶりのスタジオ入り

鼻輪くんのROCKなアパートに
衝撃を受けながら、幾度となく
彼の住むアパートへ
寝坊するたびに迎えに行った。



たまにボーカルのうちにも
迎えにいったりしたが
僕の周りにはそういう人が
寄ってくるのか
そういう人になってしまうのか
なぜかそういう役回りになっていた。



しかし、嫌だったわけではなく
元々バンドをやっていたころから
色々と最初に持ち出すのは
僕だったので、特に苦にはなっておらず
それはそれで楽しんでやっていた。



ちなみに鼻輪くんはドラムを叩いていた

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見た目にも聴く音楽も
ジャンルが違うので、あえてその辺りの
話はしなかったのだが
少し僕らの中でも変化が起きていた


僕らのバンドにはドラムとベースが
不足していたが


ベースはどうにでもなると思っていたが
ドラムだけは中々叩ける人が少なく
見つけるのは困難だった。


ましてや、やりたい音楽も同じで
技術もあって、波長が合う人など
恋人を見つけるより難しかった。


しかし、鼻輪くんと話したり
同じ時間を共有するようになってから
少しずつだが、一緒にやれないかなと
思うようになっていった。


ある時、ボーカルに相談してみた。


どちらかというと鼻輪くんは
僕との方が仲が良かったので
ボーカルがどう考えているかは
正直その時はわかならかった。


ボーカルも正直、戸惑っていた。


ジャンルの違いと
まだドラムを聴いたこともなかったので
取りあえず、セッションみたいな形で
スタジオに行こうという話になった


取りあえず洋楽のお題を出し
コピーする内容でスタジオ入りした。


いざ僕の車でスタジオへ向かった
僕らは、久しぶりのスタジオに興奮した


鼻輪くんは、先輩のバンドマンたちと
定期的にドラムを叩きにきていたみたいで
手際よく準備を進めていた


僕らもセッティングをし
いよいよ演奏を開始した。


最初からテンポが合うはずもなかったので
何度かやり直していたが
意外だったのは、鼻輪くんのドラムが
上手だったことだ。


何度か合わせていくうちに
かみ合ってきて、
凄く気持ちいい空間になっていった。


僕の中ではもう決まっていたが
今はこの音の中に包まれているだけで
心地よかった


つづく......


次回の
【実録 続・貧乏家族】第7話
まさかの引っ越し
揺れる鼻輪くん
を、お送りします。


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ジェームズ・ボンドが築くであろう製品」
というブランドと、「オーディオの再定義」と
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