タレメtoツリメnoアイダ   mikiwame’s diary

『いま』をデザインする ほどよい田舎暮らしのタレ目とツリ目から見える間の世界を届けています。

【実録 続・貧乏家族】第13話 社会に馴染めない貧乏家族長男 後悔が止まらない

会社からの新しい提案として
仕事の段取りを行う役割を担うことに
なった貧乏家族長男は
早速、社会の壁にぶつかっていた。

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元々、田舎町から都会へ出てきた当初から
人間関係がうまくいかず、
感情もコントロールするのが苦手だった僕は
仕事も長続きせず、職場内で喧嘩をしては辞めて
を、繰り返す中で、
本来自分は協調性が欠落しているのではないか
とか、自分のことを悲観してみるようになっていた。


そんな頃、この会社に入り、初日から寝坊するという
失態をしてしまい、当時の担当者の温情を受け
敗者復活を成し遂げ、今となれば、ベテランの人たちと
肩を並べるほど、仕事も覚え、認知度も上がったと
自負していた。


そんなタイミングでの会社からの提案に
迷いながらも挑戦することを決めた僕は
早速、先輩たちの洗礼を受けていた。



現場に毎日行っていた頃は
会社に行くのが楽しかったが
段取りの方へ役割を転換してからというもの
毎日、憂鬱でしかなかった。


それもそのはず、職場の先輩たちからは
毎日のように段取りへのクレームと
社長がやっていた時とのやり方のギャップに
みんなの心は完全に離れていった。


そんな状況でもボーカルや、年齢の近いスタッフは
違っていたが、それはそれで近すぎて
正直、段取りし辛いことも多かった。


段取りも慣れない為、夜遅くまで時間を費やすことも
多く、一人でいるときに
職場の先輩の一人がお酒を飲んでやってきて
僕のやり方に文句をつけて
暴れて帰ることもしばしばあった


僕の心は崩壊しかけていた


生活の為とはいえ、時間もなくなり
心も病んでしまった僕は
唯一の拠り所はギターだった。


朝から夜遅くまで段取りをし
時には現場に行きながら
何とかこなす日々が続いていたが
不思議とギターを弾くと落ち着いた



仕事の途中でも
自分の車に行き、ギターを弾いていると
さすがに怒られたりもした。

今となってみれば、恥ずかしい話だ

全く社会経験のなかった僕は
社会ルールや常識などが存在しておらず
この時は自分が壊れてしまわないように
防衛本能が働いていたのだと思う。


それにしても、今でも思い返してみると
恥ずかしい言動ばかりだったなと思う。


とにかく日々後悔後悔の連続だった


逃げ出したかったし
投げ出したくなった


それでも、辞めるまでに
至らなかった理由は
親子ほど年の離れた
その時の社長だった


つづく......



次回の
【実録 続・貧乏家族】第14話
まさに超人
驚くべき社長の姿
を、お送りします


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