タレメtoツリメnoアイダ   mikiwame’s diary

『いま』をデザインする ほどよい田舎暮らしのタレ目とツリ目から見える間の世界を届けています。

【実録 続・貧乏家族】第16話 バブル崩壊の波が 貧乏家族長男を襲う

金魚のフン呼ばわれしながらも
賢明に働いていた貧乏家族長男に
また不穏な動きが迫っていた。



社会は好景気支えられ
経済は右肩上がりに伸びていたが
突然のバブル崩壊を受け
一気に経済は冷え込んだ。


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当時、貧乏家族父は
建設関係の仕事をしていたが
バブル崩壊の影響をまともに受けた
業界でもあった。


当時父は、数人、人を雇用してやっていたが
あまり仕事が入ってかなかったようで
一時期のはぶりの良さはなくなり
苦労しているみたいだった。


僕の方は会社にも馴染んできたのも
あったがまだまだ仕事の方は
みんなの信頼を得るまでには
至っていなかった。


一方で本丸であるバンド活動は
どうなっているかというと
失恋や仕事の役割変更や
日々の業務に追われ
完全に休眠状態だった。


たまにボーカルと話したりしていたが
僕の良き理解者である彼は
やさしく見守っていてくれていた。

そんな時、一発目の不穏な動きがあった

それは久しぶりの登場だが
貧乏家族母だ。

母は末っ子と田舎町のアパートで
暮らしていたが、
月の半分は父のもとにいっていた。

末っ子である三男は地元の私立高校に
通っていた為、
住居は田舎町を離れるわけには
いかなかったみたいだ。

二重生活を送っていた母は
父の方の仕事も手伝っていた。


そんな母から
ある日家に突然電話があった。


久しぶりなので
なんの用事かわからなかったが
声のトーンでわかった。

お金の話だった。

まさに田舎町に一つ屋根の下で
暮らしていた頃のお金問題の再来だった。


幸いにも一人くらしになり
仕事の役割が変わったことで
ただ現場にいくアルバイト時代よりも
少しはマシになった程度で
それも高い家賃のところに
住んでしまった為の経費を
捻出するために金魚のフンとも
呼ばれながらも今の仕事をやっていた
からしたら、すごく嫌な気持ちになった


しかし、母も困っている様子だったため
お金を振り込むことにした。

決して僕からしたら少ない金額では
なかったのだが、自分は一人だし
母には

まさかこれが貧乏家族を
更なる貧乏へのプロローグだとは
この時、知る由もなかった。


つづく.......


次回の
【実録 続・貧乏家族】第17話
アルバイトから正社員へ
を、お送りします。




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