タレメtoツリメnoアイダ   mikiwame’s diary

『いま』をデザインする ほどよい田舎暮らしのタレ目とツリ目から見える間の世界を届けています。

【実録 続・貧乏家族】第42話 借金問題再熱 母の失踪 

温かい手助けも受け
負のスパイラルから抜け出せたように
思えた貧乏家族長男にも
またあの問題が再熱した。

無事に会社近くに引っ越しを終え
軍師Sとの出会いもあり
また新たに頑張っていた僕に
あの嫌な問題がふりかかってきた


貧乏家族の代名詞
借金だ

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一時期実家の方も落ち着いていたので
安心しきっていた矢先、事件は起きた

母が消えたのだ

相変わらず自転車操業中の
貧乏家族父は、必死は働いていたが
中々事業がうまく行かず、
いい月もあれば悪い月もあると
いった具合に毎日を生きていた。


その頃、末っ子の弟は無事高校を卒業し
地元の企業に就職していた。
貧乏家族にとっては
妹の結婚と同じでいいニュースの1つだった


しかし、ヤクザオヤジのしがらみ
闇金からのしがらみから逃れるのに
必死だった父と母は違っていた


僕は僕で自分が作ったしがらみから
抜け出すのに必死だったため
あまり実家のことに触れていなかった
というのが本当のところだった


そんな時、いつものように
仕事が終わりかけた頃、
父から電話がなった


母が書置きをしていなくなったというのだ


正直、最悪のイメージを描かざるおえない
状況に焦りも覚えたが、すぐに軍師Sに相談した


父も連絡できるところはしたが
どこにもいない

近くを探したがどこにもいない


さすがに焦った父がもしかしたら
僕のところに連絡が入っていないか
かけてきたのだ。

勿論、僕に連絡はない


すぐに軍師Sに相談し、
行きそうな場所のキーワードを出してもらった

その時、母は車に乗っていっていたため
近くではないとは思っていた。

僕も焦りを察してか、軍師Sが
すぐに捜しに行こうと言ってくれたのだ

本当に心強かった

急いで、父たちが住むところへ向かった


軍師Sがキーワードとして出したのが
小さな小川
高架
小さいな道
思い出の場所
だった。

僕にそのキーワードで
思い出されるところを連想するように
言われたが、色々あり過ぎて
正直どこかはわからなかった。


夜逃げした発祥の地なのか
夜逃げ先でおばあちゃんと
末っ子が亡くなったところなのか
仮住まいで引っ越した建設会社の事務所なのか
その後引っ越したプレハブと小屋なのか
長屋アパートなのか


しかし、一つ一つキーワードを
潰していくと
ある一つの場所へと辿り着いた

あの建設会社の裏の
プレハブと小屋のある場所だ


そこへ急いで向かった


小さな道で
高架があって
小さな小川が流れていて
思い出の場所に近いところ


居た!


母の車が
高架下の
横に小川が流れてる
小さい道の
思い出のプレハブと小屋が見える
ところにとまっていたのだ。

母は車の運転席に
エンジンもかけず
まだ春先で、その辺りはまだ寒い気候だったが
なにやら抱え込んで、まだ息はしているようだった

急いで運転席を開け母に話しかけたが
寝ているようだった
腕の中にはしっかりと
一升瓶のお酒を抱え込んでいた。


もう死のうと思ったのか
現実逃避をしたかったのかは
わからないが、
ちゃんと生きていたことに
安心して、急いで父に電話をして
迎えに来てもらった


夜中23時くらいの出来事だ


軍師Sには感謝しかない


命の恩人である


その日、母は少し目を覚ましたが
今日はそっと寝かせてあげてほしいと
父に伝えて実家を後にした


つづく.....

次回の
【実録 続・貧乏家族】第43話

母の失踪劇から一夜明けて
明かされた新事実
実家の引っ越し
を、お送りします。

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