タレメtoツリメnoアイダ   mikiwame’s diary

『いま』をデザインする ほどよい田舎暮らしのタレ目とツリ目から見える間の世界を届けています。

【実録 続・貧乏家族】第46話 止まない電話と嫌がらせ マヨネーズで描かれたヤクザアート

まんまと闇金の罠にはまった
貧乏家族母は、精神的にも追い詰められていた

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母にも父に話すようにと進めたが
それをしたら父から怒られるとか
この家に居られなくなるとか
とにかく話にならなかった。


しかし、このまま自転車操業
続くはずもなく、状況を変えるには
やはり父の協力は必要だったが
母のことも考えると言えずにいた。


そんな時事件は起こった


闇金の返済を滞っていた母に
闇金から家の電話に催促の電話が
鬼のようにかかってきていたのだ




父が仕事に出ている間は
なっていても無視したり、
時には昼間部屋に取り立てにきたりするが
母は居留守を使い、夜になるのを
カーテンを閉めてじっと待っていたのだという



電話も頻繁になる為、電話の線自体を
抜き、電話がならないようにしていた
母だったが、父も帰る前に連絡をしてくる人だったので
電話の線を繋いでないと当然着信音はならない


何度か不振に思った父は母に聞いたらしいのだが
料理をしていて気づかなかったと言い訳し
闇金にも少し待ってほしいと延命をしていたようだ。


そんなとき、父が仕事で遅くなったとき
アパートに帰ると
玄関のドアに、マヨネーズで
金返せと書かれているのを発見し、
事が発覚したのだ。


おそらくマヨネーズ一本は軽く使ったであろう
ヤクザアートは、それはそれは
夜でも目立つ出来栄えだったとか。


母は父からどうなっているのかと
問い詰められ、罵倒され、相当その晩は
やりあったらしい。


それから父が返せる分だけは母に預けて
返すようにいったが
母はまたそのお金を返済せずに使いこみ
あげくの果てに、僕にまたお金を要求してきていた。


僕もできる限界を超えていた為
父に電話をし、どうなっているのか
追求したが、父にも今の現状を
跳ね返す力はなく、ただただやり過ごすしか
なかったのだ。
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僕も、父の保証人や母への送金
個人的なことでも、自分の経済的限界を超えていた


僕が潰れるのが早いか
実家が崩壊するのが早いか

まさにラットレ―スだった。
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次第に、父からもお金を要求され
僕がダメなら妹のところへも
いくようになり、家族は崩壊寸前まで
追い込まれていった。


そして、ラットレースで息絶えたのは・・



つづく......


次回の
【実録 続・貧乏家族】第47話
ラットレースの敗者決定
を、お送りします。

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