タレメtoツリメnoアイダ   mikiwame’s diary

『いま』をデザインする ほどよい田舎暮らしのタレ目とツリ目から見える間の世界を届けています。

【実録 続・貧乏家族】第50話 行き場のない次男 翻弄する母、またしても金銭問題勃発

職も住居も失ってしまった
貧乏家族次男は、仕方なく
実家暮らしを余儀なくされたが
その暮らしも長くは続かなかった


それは父との関係にあった



小さい頃から、個性がある次男は
学校生活にも馴染めない性格だった為
他の兄弟と比べると、活発的な子供でも
なかったため、両親もどちらかというと
母の方が次男とはよく接していた。

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父とは、夜逃げ騒動から色々あり
僕ら子供でも、一般的な家庭より
接する時間はなく、貧乏な期間の
家族の思い出は、嫌な思い出以外は
ほとんどと言っていいほどなかった。


僕らでもそんな感情を抱くほどの
家庭生活だったため、次男にとっては
もっと何もないだろうと思う。


特に父とは・・・


父にとってみれば、一人の大切な子供に
変わりはなかったのだが、
どうしても比べてしまう部分があったのは
僕の目からしてもわかっていた。

母にとってみれば、心配な子供ほど
また気になるもので、
一緒に住むようになってからも
それなりに気は父と次男の間を気にしては
いたようだった。


そんな時、あまりにも行動を起こさず
家にじっといる次男に我慢の限界がきたのか
父の雷が落ちたのだ。

父は父なりに色んな提案をしたみたいだ

自分の仕事に来ないかとか
職業安定所に行ってみてはとか
それでも、中々次男は動かず
とうとう父からあの言葉が飛び出した

父「出ていけー」

次男「・・・・」

次男に返す言葉もなく、
フォローするのは当然母だった。


とにかく、母は父を説得し、
期限を決め、それまでに
仕事と住居を探すことを約束して
事をおさめた。


その後、母も考えに考え、
次男が唯一やってきた仕事
新聞配達の仕事とその近くに
住居を探し始めた。


それから少しして
新聞配達の仕事が見つかり、
近くに狭いが安価なアパートを見つけた。


しかし、まだ無収入の次男は
前職で住み込みで働いていた時の貯金も
賃金が安かった為、そこまで持ってはおらず
新しい住居の敷金を含め
生活費をどうするかで母からまたしても
僕に相談があった。


父も少しは援助したみたいだが
母は足りない分は、実家の生活費から
次男に回し、その使い込んだ不足分を
僕に要求してきた。

実際には、実家に一緒に住んでいた
末っ子の弟にも何度か要求していたようだが
おそらく一番いい安かったのが僕だったのだろう


それから何度か、次男の生活が安定するまで
この家庭内金銭問題は続いた。


次男は得意の新聞配達をしながら
多少苦労はしながらも、母や父の
援助を受けながら、徐々に生活を
安定させていったが、
父や母にとっては
自分たちが歳を取れば取るほど
心配は募っていくようだった


つづく.....


次回の
【実録 続・貧乏家族】第51話
母の新たな資金繰り
貧乏家族スクラップアンドビルド
を、お送りします


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