工場的教育の終わり
言葉を越えて
意味を超えて
時代を越えて
この音に耳を傾けたとき
どんな感情を抱くか
音楽の楽しみ方も
人生の楽しみ方も
多種多様だ
人には個性がある
教育全般には個性はない
社会の一部にも個性はない
小さいころは、どんな子供も
個性に満ち溢れていた
いつの間にか個性よりも
協調性が重視され
そう育てられた親が子供育てれば
早くに個性を協調性の方へ合わせていくのは
必須になってくる。
すべてにおいて協調性が悪いと言わない
しかし、学校や社会に出て
早く協調性を持ち
集団生活の中でうまくやった人が評価される
そんな人間を育てるようになっていく
そんなものこそ、ロボットに任せればいい
人間にしか出来ないもの
それも唯一無二のもの
それが個性だ
道徳的な議論はどうでもしい
オンリーワンという言葉が
希少価値のように独り歩きしているが
人一人、本来みんなオンリーワンなはずだ
もっと表現しよう
もっと熱くなろう
もっと自然に
もっと自由に
それでも生きられる時代を再デザインしよう
工場的教育はもう終わりだ
結局テレビや雑誌で憧れていたり
羨ましがっている人たちは
ちゃんと個性を大事にしている
大事にしている人たちなんだ。