タレメtoツリメnoアイダ   mikiwame’s diary

『いま』をデザインする ほどよい田舎暮らしのタレ目とツリ目から見える間の世界を届けています。

『実録 脱・貧乏家族』第5話 安住の地をめぐる最初の難関 キーマンはメダカを育てるおじさん?

安住の地を決めた
僕ら夫婦と営業マンTの
本格的な土地獲得に向けた
戦いが始まった。

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土地自体の主有権は
営業マンTが勤める会社の会長が
持っていてそれ自体は特に問題はなかった



しかし、その前の道路の部分に
1つ問題が発覚した。


それは安住の地を初めて訪れた時
その土地の前に1軒の家があった


そこは二階建ての庭も手入れされている
よくある日本の家屋という感じの家で
所狭しと大きな瓶が置いてある
少し個性のあるお宅だった


僕らが視察をしていると
その家から一人の高齢の男性が表れた


この人がのちの
安住の地のキーマンとなる
”通称メダカのおじさん”だ

そのメダカのおじさんは
僕らにきさくに話しかけてきた


「この土地を見に来たのは
もうかれこれ100人くらいおったよ」

と、まさにこのあたりの主と言わんばかりの
言葉に、少し驚きながらも話を続けた


「ここは水もきれいだし、空気もいいからいいよ」
「でもイノシシは出るよ」

進めているのか、進めていないのか
わかないように
いいところ、悪いところを並べて
僕らに話をしてくれた。


営業マンTは面識はあるみたいで
僕らにこそっと話をしてきた


どうやら、このメダカのおじさんが
おせっかい風なところがあるので
ここに家を建てた場合に
僕らにとってはマイナスになるのでは
ないかと感じていたようだった。


しかし、少なからず僕は好感がもてた


つまりウマが合うように感じたのだ。


そのメダカのおじさんから
安住の地に関する貴重な情報を得た


それは安住の地の前とメダカのおじさん宅との
間にある私道についてだった。


どうやらその道は
半分が安住の土地
もう半分がメダカのおじさんの土地
まさに半分半分の道路というわけだ


メダカのおじさん曰く
その道路の舗装費用は
メダカのおじさんと元々の持ち主である
地主さんともう一軒通るのに関係がある家と
共同で出資して整備した
と言うことだった。


これはややこしい話になる予感がしたが
メダカのおじさんも僕らのことを
気に入ってくれたのか
有効的に動いてくれるというのだ


メダカのおじさん次第で
この安住の地獲得が
スムーズに手に入るかどうか決まる

そういうことになる


僕らはその後も
もう一度自分たちだけで
安住の地を訪れた


そこでまたメダカのおじさんが登場した

また世間話をし、この安住の地が
ほしいということを何気にアピールした



そこで僕らの印象が変わったのか
それから少しして、営業マンTから連絡があった


どうやらメダカのおじさんが
前の道路の使用などの問題を
取りまとめてくれたようで
これで本格的に安住の地を
獲得できるポジションに立てたのだ



そしてこのメダカのおじさん宅と
僕らの深い近所付き合いの始まりでもあった


To be continued・・・


次回の
『実録 脱・貧乏家族』第6話
脱・貧乏家族邸プロジェクト始動!
を、お送りします。


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