タレメtoツリメnoアイダ   mikiwame’s diary

『いま』をデザインする ほどよい田舎暮らしのタレ目とツリ目から見える間の世界を届けています。

『実録 脱・貧乏家族』第29話 近づく予定日 初出産の妻の不安

脱・貧乏家族邸の生活にも
少しずつ慣れた頃
もう一つ嬉しい出来事が待ち構えていた



それは待望の子供の誕生だ

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僕の病気も含め
脱・貧乏家族邸引っ越しもあり
お腹の大きい妻には
かなり負担を掛けていたと思う。


そんな妻も生活が落ちつき
脱・貧乏家族待望の赤ん坊を出産する
予定日が刻々と近づいてきていた


妻も初産なので、準備に余念がなく
やっていたが、心まではカバー出来ていなかった

毎日、一人で家にいることで
考えることは多くなった

色々あって結婚したので
妻は自分の母親を頼れる状況でもなかったが
それは僕らの覚悟でもあったので
もちろんそんな気持ちはなかった

そんな中、嬉しいことに
周りにいる人たちがやさしく支えてくれたのだ


その一人が
脱・貧乏家族邸の前の家の
メダカのおじさんの奥さんだ


引っ越して来た当初から良くはしてくれていたが
妻の出産が近づくにつれて
一緒にウォーキングに行ってくれたり
夜ごはんや昼ご飯までおすそわけを
してくれていた。

これには本当に感謝しかなかった

他にも妻の親友だったり
会社の会長の奥さんや娘さん
色んな人が妻をサポートしてくれたおかげで
妻は頑張ることが出来たのだと思う。


大抵、初産は遅く生まれることが多いというが
予定日が近づくと本当に陣痛が起きるのか
心配にはなっていた。

脱・貧乏家族の父と母と僕の兄妹も
初の孫になるので、それはそれは楽しみにしていた


それもそのはずだ


あの苦しい29年間を経て
ようやく人並みの幸せな出来事を
経験することが出来るのだから


一家総出で今か今かと待ち構えていた


そしてついに年の瀬も見えた頃


予定日が近づいた



僕らには1つ
もしかしたら
そうなったら
すごいねというある日にちがあった


脱・貧乏家族の母の誕生日が
その予定日のすぐ後に控えていたため
初産のジンクスを信じると
同じ誕生日になる可能性も
無きにしも非ずだった


そして、ついに
予定日を迎えた


しかし・・・

To be continued・・・

次回の 
『実録 脱・貧乏家族』第30話
予定日からのまさかの事態
どうなる脱・貧乏家族 長男
を、お送りします。