タレメtoツリメnoアイダ   mikiwame’s diary

『いま』をデザインする ほどよい田舎暮らしのタレ目とツリ目から見える間の世界を届けています。

『実録 脱・貧乏家族』第30話 予定日からのまさかの事態 どうなる脱・貧乏家族 長男

脱・貧乏家族の新しい家族の
誕生を心待ちにしていた僕らは
ついにその日を迎えた。

妻も初産の為、出産が遅れることは
多少予測していたが
それでもメダカのおじさんの奥さんと
賢明にウォーキングをしながら
予定日に陣痛が来るのを待った

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しかし・・・


その前兆はなく、
それから数日何事もなく
妻のお腹であまり動きもしない長男は
居心地がいいのか
一向に出てくる気配がなかった


周りからは、初産は遅れるよと
言われながらも
どこか予定日に何かおきるんじゃないかと
変な期待感があったのも事実だ



予定日から1週間が過ぎ
その頃から少し焦りが出始めるようになった


僕も出来るだけ、いつでも動けるように
予定日の1週間前から夜の接待や
仕事においても少し予定を薄く入れるように
対応出来る体制を取り続けていた


しかし、1週間が過ぎても
特に動きはなく、このままだと入院して
促進剤を投与してからの出産になる
そう産婦人科からも告げられた


そして、2週間経とうとするころ
やはり長男に動きはなく
入院が決定した


その頃、お腹の長男はどうかというと
エコーで見る限り元気なのは確認したが
まだ出てくる気配はないようだった


入院が決まると翌日から
促進剤の投与をし
陣痛を促すことをやるわけだが
これも個人差があり
どれくらいで出産まで掛かるかは
わからないということだった


昼間入院を済ませると
一時的に僕は会社に戻り
その夜また産婦人科を訪れた


妻はかなり緊張している様子だったが
看護婦さんや助産師さんたちも
安心させるかのように
妻を応援してくれていた


僕はそこで晩御飯を食べると
翌日、促進剤を投与する頃
また来ることを妻に伝え
一人、脱・貧乏家族邸へと帰った

妻のいないこの広い部屋は
あたたかさのない寂しい空気が流れていた


それは脱・貧乏家族母の誕生日の日だった


To be continued・・・

次回の
『実録 脱・貧乏家族』第31話
9時間の激闘!
その行方は?!
を、お送りします。

僕はこのライザップスタイルプログラムを使って
わずか3ヶ月で15kgのダイエットに成功した。
mikiwame.hatenadiary.jp




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