現代版ゲゲゲの鬼太郎に学ぶこと
50周年を迎えたゲゲゲの鬼太郎
最近、子供の影響で見るようになり
毎週のように楽しみにしてしまうほど
新しくなったゲゲゲの鬼太郎
特にこの48話は深い
見えるものがすべてではない
妖怪とは何のか
人間の欲望や憎悪によって
生み出されるものとも解釈できる
この物語に出てくる
ゲゲゲの鬼太郎も
人間の真名(マナ)も
人間と妖怪の狭間に立つ二人が
お互いの大切な人を奪われ
憎しみへと変わり、
お互いを滅ぼすために
分かち合えていた二人は
見えるもの、現実がすべてになり
本質を見失い、絶望し、暴走する
その先には醜い争いと
虚無だけが残される
まさに今の社会と似ている側面がある
見えているものより
見えている現実より
本当に大切なことを見失ったときの怖さ
そして取り戻す大切さを
教えてくれているように思える