タレメtoツリメnoアイダ   mikiwame’s diary

『いま』をデザインする ほどよい田舎暮らしのタレ目とツリ目から見える間の世界を届けています。

【人が育たない】 工夫すべき大事なポイント

〇〇を習得するには何年かかる


よく職人の世界では聞く話だ


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今努めている会社でも
そんな話はよく耳にする


確かに技術の習得にはそれ相応の
時間というものは必要だ


個人差もあると思う


しかし、その習得というゴールに向かって
工夫をしているだろうか?


昔から
とか
歴代
とか
やり方を変えずに
職人の経験値により
決めつけているところがあるのではないか


今まで10年かかっていた技術の習得を
5年、いや3年でやれるやり方はないか
いや、1年でやれるやり方はないか
そう思うことはあるのだろうか


全国的に人材不足が取りざたされる中
職人が必要な業態も同じような悩みを抱えている


職人になるまでに10年

これを聴いて現代の人たちがやりたいと
思うだろうか?


職人の世界に限らず
仕事において、覚えるのに数年かかるとか
こうしなければならないとか
自分たちもこうやってきたから間違いないとか
寝ぼけたことをいう人たちが
多いように思える


自分たちが努力してきたように
同じ年月を努力しないと
自分たちみたいにはなれないと
言っている人たちは
きっと思考停止しているに違いない


今の人たちは
やる気がない
根性がない
我慢が足りない

だからダメだ

みたいな言い方をし、
人材不足の波を大きくしているように思える


一方で自分たちはと言えば
自分の長い年月をかけて習得した技術に満足し
小さな世界で生きている人たちが多い


昔からこうしているから
歴代こうやってきたから
こうなれたんだ
そんな都市伝説的な
技術の継承や習得の伝承を
見直すことで、
もっと人材育成の可能性を探るべく
自分たちが作り上げている参入障壁を
取り払うことで
もっとオープンな環境ができるのでは
ないかと思う


あたりまえを疑え

あたりまえを疑え。 自己実現できる働き方のヒント 単行本
澤 円 (著)