タレメtoツリメnoアイダ   mikiwame’s diary

『いま』をデザインする ほどよい田舎暮らしのタレ目とツリ目から見える間の世界を届けています。

『実録 脱・貧乏家族』第100話 成功するのか 母の恐怖の目の手術始まる

ついに母の重度の白内障手術当日を迎えた

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僕は会社を休み
朝から母の手術の立ち合いへと向かった

迎えに行ったときの
母は、やや緊張しいる様子でもあった


手術をする病院までは車で2、3分で到着した


病院へ入ると
手術をするであろう人たちが
すでに2人来ていた


僕らは受付を済ませると
前の手術の方が長引いているとのことで
しばらく待合室で待つことになった


しばらくしてからまた看護婦さんがやってきて
時間をずらしてまた来てほしいと言われ
一時的にまた病院をあとにし
脱・貧乏家族実家で待機することにした



そこで僕は食事を済ませ
再度病院から言われた時間に
母と向かった


病院へ入ると
前に手術を終えた人が眼帯をして
待合しつにいた。


おそらくその人の手術が長引いたのだろう


そしてついに母が看護婦さんに呼ばれた



どうやら手術前の消毒と
確認の診察らしいのだ


その診察が終わると
すぐに母は手術室へ呼ばれた



緊張の面持ちで手術室へ移動した母


僕は手術が終わるまで
車で仕事をして待つことにした



考えてみたら
目を手術するなど、自分のことに置き換えても
恐くて仕方ない手術だ

そう考えると母も怖いにちがいないと
その時に思った



そして2時間後、
僕が待合室に戻って少したって
看護婦に連れられ眼帯をした
母が出てきた



そして、すぐに主治医の元へと
手術の結果を聞きにいった


そこで主治医から伝えられたのは
手術「成功」の二文字だった


母は安堵しながらも
さすがに痛かったみたいで
死んでもいいと思うくらいの
激痛に見舞われたらしい


しかし、主治医も重度の白内障
長年放置していたので、やや難しい手術では
あったが母もよく頑張ったと最後は褒めていた


しばらくはお風呂にも入れず
菌が入らないように注意が必要とのこと


これを乗り越えれば
長年ぼんやりとしか見えていなかった母の目に
本当の輝きが戻ってくる


そう思えばこそ、その痛みも乗り越えたのだろう


また家に戻った母は
父の仏壇に手をあわせ
手術の成功を報告していた

to be continued・・・


次回の
『実録 脱・貧乏家族』第101話
母のその後・・
もう一つの壁
を、お送ります。


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