タレメtoツリメnoアイダ   mikiwame’s diary

『いま』をデザインする ほどよい田舎暮らしのタレ目とツリ目から見える間の世界を届けています。

『実録 脱・貧乏家族』第102話 母の根性! 亡き父の悲願達成なるか!?

白内障の手術第一弾として
片目の手術を成功させた母は
残りのもう一つの眼の手術に
挑もうとしていた。

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手術した片目は順調に回復し
片目とはいえ数年ぶりに
視力を回復した母は喜びに満ち溢れていた


しかし、まだ終わったわけではない

もう片目が残っていたからだ


死ぬほどの痛みを乗り越えただけに
その痛みは想像を超えるものがあるらしく
母もやや後ろ向きな心境だった


それでも、主治医や家族の後押しもあり
ついにもう片目の手術が行われた


1度手術経験がある母はなれたもので
僕もまた付き添いで病院を訪れていた


そしてついに手術が始まり
父の悲願でもあった白内障完治へと
スタートをきった


それから1時間後
眼帯をした母が手術室から出来てきた


やり切った感じが伝わるほど
母は自信にみなぎっていたようにも感じた


その後、主治医から説明があり
手術は成功した模様だ


よく頑張ったと母をほめていたが
本当にその通りだ


大の病院嫌いで、今まで
父が生きていた頃には絶対にしていない
だろう白内障手術が出来たことは
本当に奇跡としか言いようがなかった


妻や家族の支えがあり
父の死があり
父の想いがあり
ついに亡き父の悲願であった
母の白内障は完治へと向かっていった


to be continued・・・


次回
『実録 脱・貧乏家族』第103話
目の前に広がる別世界
タイムスリップした母
を、お送りします。

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『実録 脱・貧乏家族』第101話 母のその後・・ もう一つの壁

重度の白内障の手術に成功した母は
順調に術後も回復をしていった

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手術からしばらくして
眼帯が外れようとしていたとき
主治医からもう一つ提案があった


それはもう一つの眼のことだ


白内障の手術は一気に両目をやる訳ではなく
日帰りで行うので
順番に片目ずつ行う方法だったため
母はもう一つの眼の手術をしなければならなかった


ただでさえ一つの眼の手術で
死ぬほどの激痛に襲われた母は
もう一つの眼の手術に前向きになれないでいた



片目だけでも以前の視力以上に
見えるようになるため
今まで以上に生活はしやすくなる


このままでもいいのだろうと
思っていたのもわからないでもなかったが
ここまで来たら両目を完治させ
余生を楽しんでもらいと思っていた


主治医からも、片目の術後は順調なので
この勢いでもう片目の手術日を決めようと
提案があった


これには母も逃げようがない


そしてもう片目の手術日が決まった


片目だけでも感動していた母は
やはり欲が出たのだろう


段々と手術日が近づくにつれて
前向きになっていく母


僕らも完治することを望んでいた

もちろん天国の父が一番望んでいるに違いない


そして、もう一つの壁


もう片目の白内障手術当日を迎えた


to be continued・・・


次回の
『実録 脱・貧乏家族』第102話
母の根性!
亡き父の悲願達成なるか!?
を、お送ります。

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『実録 脱・貧乏家族』第100話 成功するのか 母の恐怖の目の手術始まる

ついに母の重度の白内障手術当日を迎えた

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僕は会社を休み
朝から母の手術の立ち合いへと向かった

迎えに行ったときの
母は、やや緊張しいる様子でもあった


手術をする病院までは車で2、3分で到着した


病院へ入ると
手術をするであろう人たちが
すでに2人来ていた


僕らは受付を済ませると
前の手術の方が長引いているとのことで
しばらく待合室で待つことになった


しばらくしてからまた看護婦さんがやってきて
時間をずらしてまた来てほしいと言われ
一時的にまた病院をあとにし
脱・貧乏家族実家で待機することにした



そこで僕は食事を済ませ
再度病院から言われた時間に
母と向かった


病院へ入ると
前に手術を終えた人が眼帯をして
待合しつにいた。


おそらくその人の手術が長引いたのだろう


そしてついに母が看護婦さんに呼ばれた



どうやら手術前の消毒と
確認の診察らしいのだ


その診察が終わると
すぐに母は手術室へ呼ばれた



緊張の面持ちで手術室へ移動した母


僕は手術が終わるまで
車で仕事をして待つことにした



考えてみたら
目を手術するなど、自分のことに置き換えても
恐くて仕方ない手術だ

そう考えると母も怖いにちがいないと
その時に思った



そして2時間後、
僕が待合室に戻って少したって
看護婦に連れられ眼帯をした
母が出てきた



そして、すぐに主治医の元へと
手術の結果を聞きにいった


そこで主治医から伝えられたのは
手術「成功」の二文字だった


母は安堵しながらも
さすがに痛かったみたいで
死んでもいいと思うくらいの
激痛に見舞われたらしい


しかし、主治医も重度の白内障
長年放置していたので、やや難しい手術では
あったが母もよく頑張ったと最後は褒めていた


しばらくはお風呂にも入れず
菌が入らないように注意が必要とのこと


これを乗り越えれば
長年ぼんやりとしか見えていなかった母の目に
本当の輝きが戻ってくる


そう思えばこそ、その痛みも乗り越えたのだろう


また家に戻った母は
父の仏壇に手をあわせ
手術の成功を報告していた

to be continued・・・


次回の
『実録 脱・貧乏家族』第101話
母のその後・・
もう一つの壁
を、お送ります。


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『実録 脱・貧乏家族』第99話 母の一世一代の大手術が始まる

亡くなった父の悲願でもあった
母の白内障手術が現実味を帯びてきた


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糖尿病を患っていた母の
血糖値も順調に下がり
いよいよ手術をいつ行うか
その審判が下されようとしていた


説明を受ける為に
僕も病院に同行することになった


母も気合い十分に手術前の
最後の検査に向かっていった



検査後、母と僕は
主治医のもとに呼ばれ
現状の説明と、今後の手術の方法などの
説明がおこなれた


そこで主治医から衝撃の現状が告げられた


それは母の今の目の状況だ


主治医曰く、母の目は
目の前のこぶしほどの大きさしか
見えていないというのだ


ということは
僕らの顔も孫の顔もあまり見えていない
と言うことになる


思い返してみれば
母はいつもテレビを見る時に
30cmくらいのところに近づいて
見ていた。これだけでも
異常なほどの近さだ


主治医の説明にも納得がいく


僕らからするとよく生活が
出来ていたなというほど
むしろ驚きの方が大きかった


そしてついに主治医から
手術のGOサインが出された


これは主治医からしても
このタイミングを逃したら
もう二度と出来ないと思ったのだろう


数値は完璧な状況ではなかったが
挑戦する価値はある
と判断され、母も僕もその考えに委ねることにした



具体的な手術日が決まり
それまで血糖値と渡された薬を飲むように
言われ病院を後にした


母は自宅に帰ると
父の仏壇に手をあわせ
父に報告をしていた。



そしてその日から1週間後


ついに母の一世一代の
大手術が始まった


to be continued・・・


次回の
『実録 脱・貧乏家族』第100話
成功するのか
母の恐怖の目の手術始まる
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『実録 脱・貧乏家族』第98話 父の死を乗り越えて 光を取り戻せるのか

脱・貧乏家族を牽引してきた
父の49日が始まった

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父の兄妹はもちろん高齢者がいたり
遠方に居たり、体調崩して
入院したりと、大変な中でも
父の49日ということもあり
身内が集まってくれた


滞りなく49日の儀が終わり
お寺でみんなで食事をすることになった


子供達のおかげもあって
終始笑顔に包まれたいい49日を
おえることが出来て
父も安心して天国へと行ったこと
だとうろ思っていた。


次はまた1周忌まで会うことはないが
また1周忌が来ることは何が
あるかはわからない

人生はそんなものだ。




そんな頃、脱・貧乏家族母にも
大きな転機が訪れようとしていた


それは重度の白内障手術の可能性だ


白内障の母は糖尿病も患っていた為
手術が出来ず、このままいけば
一生この目のままになり
不自由な生活を強いられることになる
ところだったが、父が亡くなったことや
妻の手料理により、奇跡的に
体重が減り、血糖値を下げることが
出来たのは不幸中の幸いともいっていいだろう


そしてその待ちに待った審判の日がやってきた



順調に数値を基準値に持ってきてた母に
主治医から手術の可能性を示唆されたのだ


そこで最終的に見内に説明をして
手術の段取りをしたいとの申し出に
僕らは大いに沸いた


ようやく母に光が取り戻せる日が
やってこようとしていた。


これはきっと母に苦労を多く
かけてきた父の恩返しのようにも思えた


to be continued・・・


次回の
『実録 脱・貧乏家族』第99話
母の一世一代の大手術が始まる
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