タレメtoツリメnoアイダ   mikiwame’s diary

『いま』をデザインする ほどよい田舎暮らしのタレ目とツリ目から見える間の世界を届けています。

人材不足で需要拡大のはずの人材派遣業界 なぜ儲からないのか

昨今、人材不足と言われる中で
需要が拡大している人材業界


その中、リーマンである
僕が在籍しているグループ内にも
派遣会社がある。


この派遣会社は物流倉庫関連に
人材を派遣している。


時給で行くと最低賃金より
100~150円プラスしたぐらいの
一般的なブルーカラーの職種がメインの
派遣形態になる。


現実問題、人材不足により
需要は増えているのの
供給する人材が不足しているため
ビジネスとしては非常に厳しいのが現状だ。


もう一つ収益を圧迫しているのが
求人媒体への広告費用。

費用対効果も悪く
中々人材が集まらず、
集まっても実際には3年続ける人は珍しい



【では需要が拡大しているのに
 なぜ儲からないのか??】


リアルなところで言うと

①人材が集まりにくい
②広告の費用対効果が悪い
③特別なスキルがなくても働ける案件を
 主体に行っている為、派遣会社が手を出しやすい
 結果的にブルーオーシャンになる
⓸時給が高い方へ人材が流れていく

大きく分けるとこの4つにある。


では実際に当社の例でいうと
どういう人材が求職者として多いのか


①就職が決まっている人
(就職までの期間の就業)
②就職活動中の人
 (中途で就活中の方)
③副業・ダブルワーク
⓸学生
⑤高齢
外国人労働者
⑦フリーター


の順番です。


一方で
実際に取引先が必要としている人材は・・

①フリーター
②ダブルワーク
外国人労働者
⓸就職活動中の人
⑤高齢者
⓺学生
⑦就職が決まっている人


の順番です。



ここでわかるように、
需要(取引先)と供給(派遣に登録する人)
が、全く釣り合っていないのが現状


それに加えて、
人材派遣料金を各社値上げしている現状に
供給先である派遣元(取引先)が
メリットを感じなくなり
その金額を派遣会社に払うくらいなら
自社雇用である程度離職率を下げれる
効果的な給料形態にできると動き始めている。

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では実際今後人材派遣業界は儲かるのか?


儲かるか

儲からないか


で言うと


今のところでは儲からないですね。


というより業界的に淘汰させていくでしょう。


3年ルールをもとに、2018年問題で

一定の割合で、廃業したり、身売りしたり

撤退したり、合併したり

生き残りをかけて、業界再編の動きも激しい。



まさに食うか食われるかの
レッドオーシャン

ただし、オーシャンの中にも
ブルーオーシャンも必ず存在する



人材派遣の市場規模(2017年1月)
5.4兆円のビッグマーケット


自分たちが生き残る為にも
必要な舵取りは
もうそこまで迫っている


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