タレメtoツリメnoアイダ   mikiwame’s diary

『いま』をデザインする ほどよい田舎暮らしのタレ目とツリ目から見える間の世界を届けています。

【実録 極・貧乏家族】第7話 プレハブと小屋生活の子供たち 壮絶なイジメ 顔面骨折の重傷

プレハブと小屋生活も
ヤクザオヤジはたまに見かけるが
直接危害を加えることもないので
兄弟みんな仲良く
遊んだり、サッカーをしたり
自転車を練習したり
楽しく過ごしていた。

ただし、やはり学校ではよくある
”イジメ”にあうことになるとは
自分自身想像もしていなかった


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中学校のクラスでは悪い仲間(不良)にも
大人しい仲間にもどちらにも属しては
いなかったと思う。

そんな中、1年生も終盤に差し掛かったころ
少し悪そうな同級生と遊ぶようになった

最初は少し楽しい感じで、魚釣りをしたり
その同級生のうちに行ったりしていた。

たまにふざけて、ボクシング的な遊びや
相撲など、体を使った遊びをやっていたが
ある時から、徐々に学校内においても
ふざけて、パンチとかをしてくるように
なっていった。


段々その行動がエスカレートするようになり
掃除の時間や休憩中など
絡んでくるようになった。



完全にじゃれあっているいい友達同士ではなく
完全にフルパワーで肩を叩いてきたり
自分の中では嫌悪感で学校に行くのが
そいつに会うのがすごく嫌になっていった。

もちろん同じクラスの同級生は
見て見ぬふり
明らかにイジメ状態が分かるほど
露骨に行われていた。

自分自身やり返すような性格では
なかったため、俗にいう泣き寝入り状態

しかし、体はアザだらけになり、
これ以上は無理だと思い、
昼休みに同じように、手を出してくる
そいつに反抗して突き飛ばし
罵声を浴びせた。


その後、みんなが止めに入り
僕は一人運動場へ向かった。


下を向いて、なにを考えていたのかは
覚えていないが、ふいに
顔面にもの凄い痛みを感じた、


どうやら、さっきのそいつが
後ろから迫ってきて振り向きざまに
顔面に思いっきりパンチをもらったらしい。


不意打ちだったので、防御も出来ず
そのまま、凄まじい鼻血を出して
うずくまった。


その状況をみていた周りにいた
学生が止めに入り、僕は医務室へ
運ばれていった。


大量の血に自分自身も
具合が悪くなり、しばらく横になり
先生に連れられ、近くの市民病院へ
診察へ行った。


診断結果は、顔面骨折


聞いた時には正直愕然とした


手術?えっ顔切るの?


色々と想像したが、目の下から
頬骨が完全に骨折していて
触ればズレているのがわかるほどだった。


そのときに診察してくれたのが
市民病院の先生だったが、
たまたま大学病院の先生が来ていた
みたいなので、その先生の見解も
聞くことになった。


その先生曰く、折れてはいるが
神経に触れていないところと
膿が溜まっているのが取れれば
手術はしなくても将来的に問題はない
との見解だった。


これは運がよかった。

結果的に、手術もせず、数日安静にして
通院することになった。

その後、イジメを行っていたそいつには
先生からそいつの親に指導が入り
傷害事件にはならず、その後は
そのようなことはなくなったが、
2年生にあがるまで同じクラスだったので
非常に苦痛な時間を過ごした。


いまだに、自分の顔を触ると
骨折したあとがわかる。


なぜイジメをするのか


だれも笑顔にすることも
幸せにすることもない行動


のちの自分に大きな影響を与えた
出来事だった




つづく.....


次回は
【実録 極・貧乏家族】
第8話  新しいお風呂とトイレと別邸?
をお届けします。




【その時の自分へ言葉をかけるとしたら】

〇イジメをされてもやり返せば戦争になる
 よく耐えた
〇顔面骨折は犠牲が大きすぎたが
 大事にならなくてラッキーだった
〇護身術は身につけておいた方がいいね