タレメtoツリメnoアイダ   mikiwame’s diary

『いま』をデザインする ほどよい田舎暮らしのタレ目とツリ目から見える間の世界を届けています。

【実録 極・貧乏家族】第30話 貧乏家族長男 いよいよテレビ出演 田舎町騒ぎ出す!

NHKヤングバトルの
都会での打ち合わせも無事終わり
テレビ出演を控え
バンドも練習を強化していった


貧乏家族長男の住む田舎町でも
バンドのテレビ出演の噂は広まり
瞬く間に有名になっていった。

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それはそうである


数あるアマチュアバンドの中から
それもこんな田舎町の
とんでもない公立高校に通う
高校生バンドが
あのNHKにテレビ出演をすることが
決まったのだから、
各高校でも、かなり有名になっていた。



僕らも噂を聞きつけた人たちから
いつ出るの?とか
質問によくあっていた。



その当時、別な高校だが
僕らよりも演奏の美味い
人気のあるバンドがいた。


ライブで一緒になることもあったが
僕らから見ても同級生では群を抜いていた


いつもライブをしても、そのバンドの
ファンが多く、彼らには嫉妬心すら抱いていた


僕らがNHKヤングバトルの選考を通過した後に
知ったことだが、どうやらそのバンドも
応募していたことがわかった。


だが、まさかの貧乏家族長男のバンドが
選考通過するなど、地元では
かなりの番狂わせだったみたいだ。


それはそれで僕らにとっては
すごく嬉しかったし
知名度を上げるうえでも
一躍かってくれたことになった。


貧乏家族母もさすがにびっくりしていたが
あまり興味はなかったようだ。


当時付き合っていた彼女は
女子高だったので、広まるのに
そう時間はかからなかった。


田舎町を登下校するたびに
視線を感じるようになり、
余計にプレッシャーを感じながら
今までにない高揚感を味わっていた


バンドの練習も順調に進み
貧乏家族長男はもう一つ別なことを
考え始めていた。


次はオリジナル曲だけでライブをしてみたい


これで知名度があがれば一気に
いけるはずだ。


まだテレビ出演も控えていたが、
予選にくるバンドは
基本オリジナル曲でやっているに違いない
と、勝手に思い込み
自分を追い込んで作曲活動を行った


貧乏家族長男のバンドでデビューしたいと
本気で思い出した瞬間だった。


つづく....


次回の
【実録 極・貧乏家族】第31話
いざ!NHKヤングバトル
を、お送りします。


【この時の自分へ言葉をかけるとしたら】

〇テレビの影響は絶大だ

〇本当のライバルは自分自身だ

〇バンドでデビューしたい
 夢へのきっかけは自分で作るしかない



<生命保険ってちゃんとわかってますか?>
自分と家族へのリスクヘッジである保険
しかし、その経費を払うのは自分です
今の保険が適正かどうか
やはりプロに一度見てもらうとわかったりしますよ
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