タレメtoツリメnoアイダ   mikiwame’s diary

『いま』をデザインする ほどよい田舎暮らしのタレ目とツリ目から見える間の世界を届けています。

【実録 極・貧乏家族】第28話 初の緊張感とプレッシャー 貧乏家族長男 田舎から都会へ

貧乏家族長男のバンドが
なんとNHKヤングバトルという
全国区のオーディションの
テープ審査を通過し、
福岡市で行われる予選会に
出場が決まるというまさかの
事態が起きていた。



その結果を踏まえて
バンドではテンション上がりまくりでは
あったが、一方で
もう一曲発表するオリジナル曲を
完成させなければいけないという
プレッシャーに、焦っていた僕は
その日から作曲活動に没頭した

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1曲作るのに、結構な時間を費やしたのは
以前お話ししたが、やはり曲作りの難しさは
2曲目だからといって簡単なものではなかった



時間だけが過ぎていき
メンバーからも、進捗具合を聞かれるが
焦れば焦るほど中々いい曲が出来なかった。



そんなときヒントをくれたのは
そのとき付き合っていた彼女だった

もっと今の気持ちを曲にしたら
いいんじゃない?


というシンプルな意見だった


1曲目でまさかのミラクルを起こしていた
僕は、知らず知らずのうちに
自分自信にプレッシャーをかけていたことを
気付かず、楽しむことを忘れて
作曲をしようとしていたのだ。


今でも忘れない、


それから数日後、突然曲が浮かんできた


学校から帰った夕方のことだった


それから、翌日学校だということも
忘れ、作詞、作曲は翌日の朝方にまで及んだ


メインの1曲目のカップリング曲には
ベストな曲だった。


曲名はThisTime だった

どうでもいいことだが
直訳すると「この時間」という意味だ

僕らにとって、自分にとっても
今のこの時間が最高であることを
素直にかいた曲だった。


その後1曲目同様、カセットを渡し
メンバーに各パートを考えてきてもらい
スタジオで演奏したみた。



自分たちでいうのも何だが
カッコよかったと思う。



2曲目が完成したことを
NHKヤングバトル事務局の方に
伝えると、次回の福岡市で行われる
予選会についての
打合せを福岡市中央区天神で行うため
出席するように言われた。


バンドから1~2名の参加でいいとの
ことだったので、ボーカルと行くことにした


今ではそこまで都会とは
思わないが、田舎町から
出たことのない僕らにしてみれば
福岡市は完全に未知なる
魔物が住む都会というイメージだった


打合せ当日、僕らは電車に乗り
初のオーディション打合せ
初の大都会を目指した



つづく.....



次回の
【実録 極・貧乏家族】第29話
テレビ関係者の大人たちと
17歳の田舎町バンドマンの
奇妙な打合せ
を、お送りします。


【この時の自分へ言葉をかけるとしたら】

〇挑戦する楽しさを知った

〇諦めなければ、必ず道は開ける

〇物事を複雑にしたり
 見えなくなったりするのは
 おおよそ自分が原因だったりする




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