タレメtoツリメnoアイダ   mikiwame’s diary

『いま』をデザインする ほどよい田舎暮らしのタレ目とツリ目から見える間の世界を届けています。

【実録 続・貧乏家族】第19話 貧乏家族母が 会社に電話をかけてきた!

飲みにケーションのおかげで
社内のムードはよくなってきて
徐々にうまくいくかのように
思われた貧乏家族長男に
またもや不穏な足音が近づいていた


少し前に母から連絡があり
お金の相談を受けて、
その時は送金して対応したが
その後は音沙汰がないと安心していた


そんな時、会社に母から電話がかかってきたのだ。

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事務員さんから取り次いでもらい
なんでかけてきたのか不思議になったが
何か事故にでもあったかと思い
一瞬ヒヤリとしたが、
また母の声のトーンでわかった。

また”お金”だ

会社の中で話していたため
言い返すこともできず
夜に電話をするといったが
母はどうしても今日必要だというので
小声でなぜか問いただすと
弟が住んでいる家賃が払えないと
いうことだった。
払えないと追い出されてしまうと


もう何がどうなっているのか
わからないが、弟を引き合いに
出してくる母も母だが、
僕自身も弟はかわいかったので
すぐに送金することを伝え
急いで銀行に向かった。

事務所に戻り、事務員さんも
何かあったのと聞いてはきたが
心配ないことを伝え
その場は過ごした。


その週末、気になった僕は
母に連絡をし、今どうなっているのかを
問いただしたところ
やはり父が関係していた。

失踪した後
裸一貫で敗者復活を遂げ
堂々と僕らの前に現れ
バブルの勢いで、調子のよかった父も
バブル崩壊の波をまともに受けてしまい
貯金も底をつき、商売も行き詰って
母がまた無理をしていたようだ。


まさに僕が小学校で味わった
夜逃げ騒動から始まった
貧乏家族ストーリーの序章に似ていた。


やはり貧乏は所詮貧乏の層からは
抜けられないのかと
自分の運命を恨んだりもした。


その後も何度も少額ではあったが
送金したりもしたが、
その影響が徐々に自分の生活にも
出るようになってきた。


母も父の手伝いをしたり
生活していく上で最低限の
生活を送っているようだったが、
これが続くと
またアルコール漬けの
あの母親の姿が脳裏に過ったのもあり
できるだけ助けようとがんばった。


しかし、等々自分の暮らしに
影響が出た。

なんと自宅の電気が止まったのだ。


毎日仕事と、母たちのことで
忙しく、自宅の請求書を
CHECKしておらず
支払い期限を過ぎていた


しかし、その日も残りのお金を
振り込んだばかりで
全く手元には残っていなかたので
悩みに悩んだが会社に前借の相談をした


快く貸してくれたが
この母への連続送金事件を境に
いっきに貧乏家族長男の
生活を困窮への道へと引き込むことになった


つづく.....

次回の
【実録 続・貧乏家族】第20話
借金問題再熱
貧乏家族長男を襲う
を、お送りします。




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