タレメtoツリメnoアイダ   mikiwame’s diary

『いま』をデザインする ほどよい田舎暮らしのタレ目とツリ目から見える間の世界を届けています。

【実録 続・貧乏家族】第9話 貧乏家族長男の新居は3LDKの システムキッチン付 事件はそこで起きた!

鼻輪くんとの突然の別れ

熱量の多かった彼がいなくなったことは
貧乏家族長男にとっては
クールダウンする出来事だった。


そんなに長い期間ではなかったが
濃密な時間を過ごす事ができて
また、今までに感じたことのない
熱量にいい刺激をもらった時間だった。


その後、僕はというと
またもや引っ越しをするという事態になり
それも、今住んでいる市内を出て
車で30~40分ほど離れた町に住むこととなった


物件選びで悩んだあげく
考えていた予算や間取りよりも
ずっと高い、広い部屋を選択してしまったのだ。


なんと3LDK

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今まで事務所後の部屋や
6畳のプレハブや
3畳の部屋や
1DKか
1Kにしか住んだことのない
貧乏家族長男にとっては
夢のような部屋で
システムキッチン付という
金額に見合った部屋でもあった。


ただし、勤めていた会社からは
かなり離れていたので
正直通勤には苦労した。


部屋が広くなると、それだけ
必然的に購入するモノも増える


仕事も安定していたこともあって
今までの貧乏生活を考えると
ありえないほどのモノを購入したりした。

それはそれで、中学生時代、新聞配達をして
毎日食べたかったポテトチップスを
毎日食べたとき以来の
ある種、お金によって満たされる
幸福感に満足していた。


僕も仕事の仲間と仕事が終わった後
よく話したり、飲んだりして過ごしていた。


生活環境がガラリと変わったおかげで
彼女の方も安定していたように思えたが
そうではなかった。

環境を変えてきたことで、
新鮮さや何かのきっかけにしようと思ってきたが
所詮それはフェイクだった。


事件はまさにのその3LDK
システムキッチン付の部屋で起きた!

突然別れを切り出されたのだ。


これにはかなりのショックを憶えている


しかし、彼女の意思は固く、
僕の夢を応援してくれていた人との
辛い別れを経験することとなった


料理もしない、たった一人の
貧乏家族長男に3LDKのシステムキッチン付の
部屋は負の遺産になってしまった。


この部屋に引っ越して
彼女と別れた後から、
またしても、貧乏家族長男を
数々の苦難が待ち受けていることを
その時の僕は知る由もなかった


つづく....


次回の
【実録 続・貧乏家族】第10話
荒れる貧乏家族長男
会社から新たなる提案
を、お送りします。

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