タレメtoツリメnoアイダ   mikiwame’s diary

『いま』をデザインする ほどよい田舎暮らしのタレ目とツリ目から見える間の世界を届けています。

【実録 続・貧乏家族】第5話 ボーカルに次ぐ寝坊男現る 鼻輪くんの驚くべき生活

新星鼻輪くんと
仕事を通じて、お互いの
刺を取り払い、徐々に距離を
縮めていった貧乏家族長男は
引っ越して間もない自宅へ
ボーカルと共に招待し、
飲みながら音楽や生き方について
語り合った。



すごく楽しい時間だった。


それから、会社側が仲がいいと知ると
徐々にボーカルと鼻輪くんと
一緒に現場に行くことが多くなってきた


その理由はすぐに明確にわかった


ボーカルの方は少しづつだが
同棲している彼女の協力を仰ぎながら
寝坊は減っていったが
安心したときもつかの間
また寝坊の常習犯が表れたのだ


鼻輪くんだ。


彼の家は、事務所から20分ほどのところに
あったが、これがまた驚きのアパートだった。



僕が都会に出来てきたときに住んでいた
アパートも結構古い昭和を感じさせる
造りだったが、鼻輪くんのアパートは
それをはるかに超えていた。

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見た目には昭和を感じさせるような
雰囲気はあったが、二階建てで
部屋と部屋の壁は
本当に板一枚ほどの薄さで
話し声やテレビの音は
普通に聞こえていた。


そのアパートには
ほとんどがハードロック系
バンドマンが住んでいて
出てくる人出てくる人
ロン毛の茶髪のモジャモジャ系の
髪形をして、ジャラジャラなにか
音を鳴らしながら歩く人たちばかりだった。


一度鼻輪くんの家に遊びにいったとき
鼻輪くんにアパートのことについて聞いた

家賃は1万5000円
これも驚いたが
それともっと驚いたのは
お風呂とトイレは共同らしいのだ。


当時そのアパートには
6部屋あったので
その人たち全員で一つのお風呂
1つのトイレを共有していた。

特に管理する人、清掃する人はいない

お風呂も最初に入りたい人が
清掃して入るシステムで
遊びに行ったその時も
夜だったので、少し興味があったので
のぞかせてもらった。


そこには、バスタブに溜まった
濁ったお湯があり、
聞くところによると誰がいつ入るか
わからないので、このままで
追い炊きしながら入るらしい。


もちろん、まだ鼻輪くんは入っていなかった

鼻輪くんも当時付き合っている彼女が
いたのだが、彼女もこのお風呂に入るらしい


更に、他の部屋のバンドマンも
ほとんどが彼女がいたりするので
きたときはみんなこのお風呂を使うとか


これにはさすがの貧乏家族の中で育った
僕も引いた。


それは家賃が安いはずだと思った。

部屋で少し話していると
どこからかベースや
ギターの音が聞こえ始めた

設備的な問題はどうにしろ
そんなROCKなアパートは
遊びに来るには
面白い場所であることに
間違いはなかった


つづく......


次回の
【実録 続・貧乏家族】第6話
バンド新メンバー加入?!
久しぶりのスタジオ入り
を、お送りします。


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 Schatziiは「ジェームズ・ボンドが築くであろう製品」
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