タレメtoツリメnoアイダ   mikiwame’s diary

『いま』をデザインする ほどよい田舎暮らしのタレ目とツリ目から見える間の世界を届けています。

【実録 続・貧乏家族】第41話 奏でる方から感じる方へ 本物を知る

バンド活動も休止し
軍師Sとの出会いによって
新たな創作活動に意欲を示していた
貧乏家族長男は、1つの自称大作となる
画を完成させた。

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当時僕は、映画が好きで
よくレンタルしたり、映画館に見に行くなど
気になる映画は観るようにしていた


その好きな映画の中で
自分が印象に残る場面を画に描こうと決めて
ある映画のワンシーンを描いた。

自分でも思いで深い映画だったので
心を込めて描き切ったたと思った。


その後数枚の画を完成させたが
段々と画に対する熱量も冷めていき
また音楽に目覚めることになった。

世界最小Bluetoothイヤホン【Schatzii】

それは、自分が音楽をやるのではなく
プロのライブに行くということにハマったのだ


住んでいる都会で来日が決まっているバンドは
当然のことのながら
大阪や広島、新潟までも機会があれば
行くようになっていった。

カルフォルニアで大人気のイヤホン【Schatzii】

バンド活動をやっていたときは
行ったこともなくテレビやビデオで
観る程度しかなかったのだが
実際に行ってみると、その迫力と
躍動感に心奪われ
一種の中毒性すら感じた


改めて自分が目指していた
創造性よりもはるかに大きく
素晴らしい曲を作り出すアーティストに
憧れを抱くというよりは、
完全に魅了され、自分にはない才能だなと
感じされる瞬間でもあった。


この体験が僕の音楽に対する
向き合い方を大きく変えたのかも知れない


人を感動させたい
自分が音楽に救われたように
そんなアーティストになりたい
そう思っていた自分が
いつの日かバンドをやりたい
バンドをやるために来たんだ
と、どこか音楽を楽しめていない
自分を誤魔化すように
音楽にすがって、ただただ生きていた
人とは違うんだ、自分は特別なんだと
本当は普通な自分を受け入れるのが
恐くて目を背けて
いただけだったのかも知れない

最先端のイヤホン【Schatzii】

十代のバンド結成から
10年以上が経過し
ここで音楽への夢追い人の旅は
終わることとなった。


しかし、音楽への愛と恩恵は
今もこの心の中にある


小学生に夜逃げから始まった
貧乏生活に希望の光を与えてくれたのが
音楽であり、仲間だった。


ボーカルとの出会いも
鼻輪くんとの出会いも
この土地まで運んでくれたのも
この会社で続けられたのも
みんな音楽の恩恵であることは
僕が一番分かっている。


僕にとっては音楽は良き
パートナーである


音楽は素晴らしい



つづく.....


次回の
【実録 続・貧乏家族】第42話
借金問題再熱 母の失踪
を、お送りします。