タレメtoツリメnoアイダ   mikiwame’s diary

『いま』をデザインする ほどよい田舎暮らしのタレ目とツリ目から見える間の世界を届けています。

【実録 続・貧乏家族】第51話 母の新たな資金繰り 貧乏家族スクラップアンドビルド

次男の職探し家探し騒動も
ひと段落し、平和とは言えないが
通常の生活に戻った僕は
少し落ち着きを取り戻していた。


しかし、相変わらず
母からのお金の要求は
コンスタントにきていた。


少し進歩したのは、要求される金額が
少額になったことだった。


それでも、今までの数年に及ぶ
貧乏家族の歪は少額と言えど
誰にも痛手ではあった。


時には母からの要求を断ることも
あったが、その時は母も諦めたと
思っていたが、そこはさすが
貧乏家族母


違っていた


なんと考えられない資金繰りをしていたのだ


それは僕が加入していた
仕事関係のある保険会社の
担当の人だった。

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その担当の人に連絡をして
お金を借りていたのだ。


あとから、その保険担当の人から
連絡をもらってわかったことだが
母から突然電話があり
当時、その保険会社に少額ではあるが
備えとして保険に加入していた母は
なにを思ったのか、
保険に関係のある解約話かと思いきや
お金を貸してほしいという相談だったみたいだ


その保険の担当者も、色んなことを考えての
ことなのか、取りあえず少額だったので
貸したという。


まさか加入している
それも僕の知り合いの保険会社の人に
お金を借りるとは思いもしなかった。


その保険担当者にはすぐに
お金を返し、母にも事情を聴く為連絡した


母は、どうしようもなく
手当たり次第に関係がある人に
かけたみたいだ。


しかし、保険屋さんにまで連絡するとは
我が母ながらに驚かさせられた。


そんな母も今までの歪で
現状があることは僕も理解できるが
関係のない人にまで迷惑を
かけるのは良くないと思い、
僕は貧乏家族を解体することにした


何が原因で
何にお金が必要なのか
本当に必要な支出は何なのか


本来ならもう少し早い段階で
やるべきことではあったが
自分自身の余裕もなく
貧乏の負のスパイラルに
まんまと巻き込まれ
脱出する術もしらなかった僕には
このタイミングしかなかった。


脱貧乏家族会議を開き
建て直しに奮闘する決意を
固めた僕はすでに30代半ばに差し掛かっていた


つづく.....


次回の
【実録 続・貧乏家族】第52話
脱・貧乏家族計画発動
その矢先に父が大けが
を、お送りします。


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新生活のお祝いに