タレメtoツリメnoアイダ   mikiwame’s diary

『いま』をデザインする ほどよい田舎暮らしのタレ目とツリ目から見える間の世界を届けています。

『実録 脱・貧乏家族』第26話 あの借金問題だらけだった貧乏家族長男がついに夢のマイホーム

脱・貧乏家族邸の完成をうけ
いよいよそのドアが開かれた


苦節29年目の出来事だ

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まさか自分がマイホームを持てるなど
考えてもいなかった。


それも今の妻との出会いが
僕の運命、いや貧乏家族全員の運命を
大きく変えたのだ



脱・貧乏家族邸のドアを空けると
木のいい香りと
モデルハウスを思わせる
雰囲気とで僕らのテンションはかなり上昇した

これからここに住むのかと思うと
まるで夢のような心地よさを感じながらも
まだ夢なんじゃないかと思うほど
不思議な感覚になっていた。


それもそのはずだ


夜逃げしてから今の妻と出会うまで
本当にプライベートでは良い事と言えることがなく
時には親を恨んだり、
自分の人生を終わらせたくなったことも
しばしば考えるほど追い込まれたこともあった
僕が、こうしてみんなの力を借りて
マイホームが持てるところまで来たのだ


多少の犠牲ははらったにしろ
僕の人生において幸せの始まりでもあった


そんな思いに浸りながらも
次々とトラックが到着し
家具や家電が運び込まれた


生活感のない真新しい脱・貧乏家族邸を
彩る僕らが選んだモノが配置され
徐々に脱・貧乏家族邸は完成に近づいた



エアコンの取付問題など
コマかいところのトラブルはあったものの
夕方までには引っ越しも無事完了し
僕と妻とお腹の子と三人の
脱・貧乏家族邸の生活がスタートした


To be continued・・・

次回の
『実録 脱・貧乏家族』第27話
田舎暮らしのすばらしさ
を、お送りします。