タレメtoツリメnoアイダ   mikiwame’s diary

『いま』をデザインする ほどよい田舎暮らしのタレ目とツリ目から見える間の世界を届けています。

大きく広く与えるもの 小さく確実に与えるもの

先日、2人の子供を連れて
呼子の海に浮かぶレストランに行ってきた

f:id:isso0130:20190408083430p:plain

その裏には、大きく囲いで仕切られた
天然の魚が泳ぐいけすが設けられていた

f:id:isso0130:20190408083008p:plain

エサを購入すると
その魚たちに、直接エサを与えることが出来る
どこにでもあるような体験スペースだ。


大小様々な魚たちが群れをなしたり
孤独に泳いでいる魚もいた


4歳と2歳になる子供たちは
水族館で観たりスーパーで観たりする
魚以外に、この海の中で観る魚は初めてで
大興奮だった。


特に大きい魚は人気だ



各自、ビニール袋に入れられたエサをあげ始めた


そこでふと気付いたことがあった


4歳の長男と2歳の次男のエサのあげ方だ


4歳の長男は
大きい魚中心に目がいき
何粒かのエサをその大きい魚めがけて
確実に与えようとする


一方で
2歳の次男は
大きい魚には目はいくものの
エサを片手いっぱいに持ち
まるで相撲取りの土俵入りの時の
塩を撒くかの如く
大きく広く与えようとする


それはエサが無くなる最後まで続いた


興味深い光景だった


同じ環境において
与えるものも、見えているものも同じだが
与え方が全く違うのだ


共通して言えるのは
二人ともちゃんと与えるべきものは
相手に届けれていたことと
個性は確実に磨かれていることだ