タレメtoツリメnoアイダ   mikiwame’s diary

『いま』をデザインする ほどよい田舎暮らしのタレ目とツリ目から見える間の世界を届けています。

『実録 脱・貧乏家族』第64話 人生第二回目の妻のバトル そして結果は・・・

第二子の出産を前に
慌ただしさを見せていた
脱・貧乏家族
ついに出産当日を迎えた


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二人目と言うこともあり
多少は勝手がわかっていたと思うが
やはり出産は命がけだ



いつも通り長男坊を
保育園に送ると
一旦会社へ行き、また長男坊と
同じ時のように、促進剤投与に合わせて
お昼過ぎから産婦人科に行くようにしていた


しかし、その日に限って少しトラブルがあり
出るのが遅くなってしまった

妻からはメールで何度か連絡をもらったが
予定していた時間より少し遅れて
産婦人科に到着した


急いで部屋に向かうと
そこには長男坊の時の記憶がよみがえる光景が・・


しかし明らかに長男坊の時とは違っていた


やはり二人目ということもあり
産道が出来ているから早いのか
陣痛のペースが早くも出産段階まで
近づいている様子だった。


僕は妻のベットに座り、
長男坊の時と同じように
妻の腰をさすりながら
陣痛の周期を記録していった。


凄まじい痛みに耐える妻を
どうしてやることも出来ない
ただただ早く解放してあげたい
そんな気持ちの方が強くなった。


長男坊の時がこの激闘が
9時間半に及んだので
長丁場は覚悟していた。


たまに看護婦さんが様子を見に来ると
まだだねと言って部屋を後にしていた


しかし、


促進剤を投与して2時間も過ぎたころ
妻の様子が変わってきた


生まれそうと言い出したのだ


僕は驚きのあまり妻にどうしたらいいと
聞いたら、答えは簡単だ
看護婦さんを呼んでと即答が返ってきて
僕はすぐにベルを押し看護婦さんを呼んだ


こんな時は男の方が焦るものだ


もう妻的には絶対に出てくるという
確信があったのだろう

急いで看護婦さんと共に
分娩室へと向かった


長男坊と同じスタイルで
畳の上での出産になるので
すぐに横になると
なんともう次男坊が生まれてきそうになっていた



それから間もなくしてから
長男坊の時とは比べ物にならないくらいの
スピードで次男坊は生まれてきた


元気な男の子を胸に
やりきった感の妻を見て
また涙が溢れ出た


To Be Continued・・・

次回の
『実録 脱・貧乏家族』第65話
次男坊と初対面の面々
また新しい仲間が増えた脱・貧乏家族
を、お送ります。

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