タレメtoツリメnoアイダ   mikiwame’s diary

『いま』をデザインする ほどよい田舎暮らしのタレ目とツリ目から見える間の世界を届けています。

【実録 続・貧乏家族】第60話 社内政治を初体験 やるかやられるか

社内の部署統合により
部長職へと昇進した
貧乏家族長男にまた新たな刺客が表れた

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サラリーマン金太郎を目指し
更なる飛躍を誓った僕は
今まで以上に仕事に熱を入れていった


そういうときには必ずよく思わない人は
現れるもので、やはりこの場面で現れた


僕には同僚と言う同僚はいなかったが
唯一、僕より2年ほど遅く入った
同年代のスタッフがいた


第一印象はあまり合わない感じはしていたが
やはりあまりかみ合わず、
実際は一緒に仕事をすることは
ほとんどなかった。


しかし、彼はメキメキと力を付け
やがて今の会社の収益の大きな柱となる
事業を確立させていった。


僕は元々やっていた部署を
少しずつ伸ばしてはいったが
彼は破竹の勢いであっという間に
会社の中の収益の半数以上を
稼ぐ部署へと育てていった


人格と言うよりも
お金と待遇とその人の弱い部分を
よく使いこなし、社内と
取引先をうまく動かす人間だった


傍から見ていてもそのうまさは
目を引くところはあったが
僕とは対照的な存在だっただめ
お互いどこか警戒しながら仕事をしていた


しかし、売上という面での結果は
彼の方が勝っていたので
その時期は、まさに影のフィクサー的に
すべての物事は彼次第で左右されるほどの
影響力を持っていた

そんな彼は社内政治のプロでもあった

社長やその関係するある程度力のある人を
うまくコントロールし、
自分の思い描く方向へ進めていくようになった


僕もそのコマとして利用されようとしていた


次々に組織編成を行い、
徐々に僕に管理業務を集中させ
彼は営業に集中するスタンスを取ろうと
していたのは見え見えだったが
僕の方と言えば、売上も停滞時期にあり
何も反論できる環境になかったため
流れに任せるしか道はなかった


僕にとっては彼の
人への接し方も、全く価値観の違う
やり方にストレスを感じずにはいれなかったが
ただただ今は我慢するしか仕方ない
そんな時期でもあったが
マイナスな面ばかりではなかった


もちろん今までに経験していなかったことや
多くの部下が出来たことで
マネージメント力を磨くことに繋がり
それはそれで学びはあった。


しかし、時折
そのやり方が過剰に違う方向へ行こうとするとき
飲み込まれそうになる自分をコントロール
しながら過ごしていた。


まさに
やるかやられるかの社内政治の世界


ほとんどの彼の部下は
飲み込まれ、会社ではなく
彼の社畜化となり、決して幸せとは
言えない環境に身を置いていた。


つづく.....


次回の
【実録 続・貧乏家族】第61話
大きく揺れ動く会社
どうなる貧乏家族長男
を、お送りします


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